「カジノはいずれなくなり、ギャンブラーも家に帰る」・・・債券王の警告なのだそうです。
膨れ上がった債務は、金利上昇局面に入ったということなのか?
だとしたら誰かが最終的にババを引くことになるのか?
単純に国債が売られ、株式への資金移動が起こるということなのか?
グローバルマクロは国債を大きくショートしてくるのか?
金利の上昇と株価の上昇は、通常では同じ方向に動く傾向があるのだと思います。
金融緩和による過剰流動性がつくり出したとも言える、これまでの金融相場に金利の上昇はなかった。今後、株価が上昇するとすれば、業績相場ということになるのか?また、株価が下がれば金融相場の終わりなのか?
・・・・・個人投資家にマクロの行方を占うのは難しい。もちろん酒屋のオヤジあたりには難し過ぎます。
市場も混乱しているようですね。
8月9月の大幅変動の余震としては、金曜日の上下への変動は激し過ぎた。
地震の発生と同じように、市場の変動率もかたまって大きくなることはよく知られた話ですが、市場は混乱のなかでまた変動幅を広げて行きそうな雲行きです。
原油安、オイルマネーの売りによるアンダープレッシャーはあるようです。
それでも、割安感ある日本株はより選別されて、金利の影響を受けにくく、業績に安心感のある銘柄に資金が流れやすい状況に傾いているのではないかと感じます。
また、いわゆるアルファーを狙った割高株売り/割安株買いのオペレーションも活発になって来ている印象があります。
選別されるであろう日本株には、8月9月の大幅調整の反動といえる動きがあるのではないかと考える次第です。
バリュー株の覚醒でしょうか。
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