「あれ、気づいたら日経平均株価が2万円超えてた!」
強固なレジスタンスとみられていた20,000円はまったくスルーされ、何の抵抗もなく通り過ぎてしまった印象。
次のターゲットは大波乱相場に至る前の2015年の夏場の高値である21,000円レベルだろうか。
来週中にでも21,000円レベルに達しても不思議ではないぐらいに急に上値が軽くなった印象をうける。
歴史的な低水準にあったボラティリティも回復すると予想され、売られていたコールオプションの買戻しが入るとすれば、先物にもフォロースルーの要領で買戻しが入るということではないか。
そして、「あれ、ひょっとして日本株市場に、またドデカい図体で暴れまわるような方々が戻って来られたのか!」みたいな状況が透けてみえるかのようだ。
米国株市場ではアップルの時価総額が89兆円に達するのだとか。アマゾンだって上場20年で53兆円の時価総額で、トヨタのなんと3倍。PERは100倍を超えているという。
この過剰流動性は値上がりしそうなものなら、ビットコインでもワインでもアンティークカーでも腕時計でもどこでも流れ込むようだ。
もちろん日本株だって、もし値上がりしそうだと人々が思えば、銘柄によってはPER100倍ぐらいまで買われる地合いはあるのだと思う。
楽観的過ぎてアホだと思われるかも知れないが、「もーバブルなんか二度と来ないよ」は、もはや現実的とは言えない考え方だと思う。
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