ジューシーでポップ 食事が楽しくなるワイン
ティエリー・ランドリ シノン キュヴェ・デ・クロゾー
Thierry Landry Chinon Cuvée des Closeaux
2017年 現在在庫あり (2020.7月現在)
華やかな香り
抜栓すると ぱーっと開いたバラの花をイメージします
口当たり やさしく ジューシー
嫌味がなく 心地よく飲めます
ビストロで ガブガブ飲んでほしいという 造り手の思いが伝わる
そんな味わい
フランス ロワール地方
葡萄:カベルネ・フラン 100%
6.8ha
平均樹齢30年
コンクリートタンクで9ヵ月間熟成
キュヴェ名の「クロゾー」は、ドメーヌ近郊のリウ・ディ(区画)の名前
2009年からビオロジック栽培(2012年ECOCERT認証取得)
収穫はすべて手摘み
除梗100%
天然酵母のみで発酵
無清澄、ノンフィルターでビン詰め
フランス国内ほぼ100%(パリやロワールのビストロやカフェ50軒程度、ワインショップ、個人のワイン愛好家)
~以下 輸入会社の資料から~
ティエリー・ランドリ Thierry Landry
1995年に家業のドメーヌを継承して、本格的に自社ビン詰めを開始したシノンの新世代、ティエリー・ランドリ。
「幸いにして家族が所有していた畑は、シノンに多い砂質・砂利質の平地畑ではなく、粘土石灰質(白亜質)の斜面畑でした。洗練された花の香りや上質な果実味、艶やかなタンニンといったカベルネ・フランの美質を開花させるには、どうしても粘土石灰質が必要なのです」。
「とはいえ粘土石灰質のシノンは、醸造にリキみすぎると、何年も経たなければ開かないような重すぎるワインになってしまいます。私が造りたいワインは評論家向けの観賞用ワインではなく、ホームパーティーとかビストロとかで、うまい料理と一緒に仲間とガブガブ楽しんでいただけるワインですので、マセラシオンは極力短くし、抽出を控えめにしています。スタンダード・キュヴェには樽も使用しません」。
いわば「テロワールの良いとこどり」をして、その分コストパフォーマンスを向上させようという彼の明確な目的に対し、ビオロジック(無農薬)栽培、完全除梗、天然酵母のみによる発酵、ごくシンプルな醸造、無清澄・ノンフィルターでのビン詰めといった各要素が、それぞれ自然に補完し合いながら、バランスよく組み立てられています。
「自分で考えたんだけど、どうかな・・」というラベル上部のロゴにも、彼の思いがよく表れています。
BGMのシャンソン、ナイフとフォークのカチャカチャという音、笑い声。まろやかで洗練された彼のシノンを飲むと、パリやロワールのビストロの情景が、眼の前に広がるようです。
醸造家:Thierry Landry