昨夜は
奥野田ワイナリーさんの
ZOOMセミナーでした。
コロナ禍でなければ
今月は
カベルネ・ソーヴィニョンの畑で
芽かき作業をした後、
摘むんだ葡萄の芽を
天ぷらにしていただくのを
楽しみにしていたのですが・・・。
仕方がないですね😢
代わりに
ZOOMで
奥野田の中村社長のお話を
じっくりとお聞きすることが出来て
良かった❣
葡萄とくまのお客様は
奥野田ワイナリーのファンの方も
多いので、
最新トピックスをお知らせしますね。
今年は 葡萄の芽がでるのが とても
早かったそうです。
桜も早かったですもんね。
どんなヴィンテージになりますかね。
昨日の勝沼の気温は 28度。
このくらい暑いと 葡萄の葉は
一日に1~2枚展葉するそう。
現在の畑は 写真のとおり、新梢がぐんぐん
伸びています。
↑上の写真のブドウの新梢、下を向いていますよね。
伸びるのに疲れて 元気がないのかなぁって
みえますけど。
実は ここから一気に伸びるときは
新梢ってこんな風に 下をむくんですって。
植物って面白いですね。
奥野田ワイナリーさんは
最近 2つの新しい取り組みをされたそうです。
1つは
新しいプレス機。
今主流なのが
プレス機の中のバルーンが膨らんで
ブドウを優しくプレスして
果汁を搾る機械ですが、
こちらの機械は さらに進歩して
果汁をバキュームするように
搾りだすとのこと。
さらにソフトに果汁が取れるので
果汁にストレスがかからず、
ワインの質も向上することが望めるとのこと。
イタリアンカラーのかっちょよさを
中村社長はお気に入りの様子でした❣
そして
長年の夢、
純国産の木樽でのワインの熟成が
奥野田ワイナリーでスタートしたとのこと!
これは 感動です!
折に触れて
中村社長が語っていたことが実現。
山梨の丹波山村の木材を使用したのですが
木材の伐採も 簡単ではなく、
樽に加工するのも難しかったそう。
だから 18Lの小さな樽しか作れなかったそうで、
価格もとても高いそうです。
どんなことも 初めてやるっていうのは
大変なことですね。
でも、いつかは
この木樽が海外のワイナリーが購入するくらいに
なるかもしれません。
TVのニュースにもなったようなので
詳しくはこちらを↓
http://www.uty.co.jp/news/20210414/9044/
気持ちの良いブドウ畑の写真と
ワクワクするようないい話がきけて
とっても楽しいひと時でした。
飲んだワインも美味しかった!
奥野田ロッソ2019
マスカットベイリーAとメルローのブレンド。
優しい口当たりの辛口。
渋味も強くないので 少し冷やしても美味しいですよ!
これからの季節にお薦めです!