先日
蕨の隠れ家フレンチレストラン
プラシャルルー様にて
第5回目となるワイン会を開催しました!
テーマは今回も
「フランス地方料理とフランスワインを
愉しむ会」
22名のお客様と 楽しい会となりました!
お料理5種類にワインを5種類
ペアリングするという
とっても贅沢な企画です
キッシュ・ロレーヌ(ロレーヌ地方)
×
マルク・ゴーフロワ
クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット NV
ムルソーにあるワイナリーのクレマン
石灰土壌からくるミネナリーな酸味が特徴の
透明感ある味わい
まさに
乾杯の一杯です!
浦さんの玉ねぎの甘さと
クリーミーな泡立ちが最高です
サラダ リヨネーズ(ローヌ地方)
×
シャトー・ド・バステ
コート・デュ・ローヌ ブラン アエリス 2022
美食の街 リヨンの名を冠した
リヨン風サラダ
ポーチドエッグにベーコン、クルトン
鴨のレバーパテのムース
そして
浦農園さんの野菜たち
スナップエンドウは すごく甘いし
サラダ春菊の香りが半端なし!
シャトーバステのワインの爽やかな香りと
微かな苦みにとても合ってました!
本日の魚料理 スープ・ド・ボワソン仕立て (プロヴァンス地方)
×
ジェラール・メッツ
ワインノート オランジェ
AOCアルザス ピノ・グリ
お魚は
イトヨリダイ。
泳ぐとキラキラと光る糸が巻き付いているように見える
スズキの仲間。
和食でもフレンチでも使われる
高級魚です。
このイトヨリダイのフィレに
桜エビのムースをぬって
菊芋の葉をのせて
豚のあみあぶらで
包んだものを
ソース仕立てにした
スープ・ド・ポワソンに
のせています。
このスープが最高!
ご参加いただいた
レジェンド、ピエールさんも絶賛していました!
アルザスのオレンジワインとも
すごくよかったです。
10%ブレンドされた
ゲヴュルツトラミネールの甘い風味と
ソースのまろやかなテクスチャーが
心地よくマッチしていました。
微かなワインのタンニンが
イトヨリダイの柔らかな食感とも調和。
程よい酸味が料理を引き締めます。
地鶏のプーレ・ヴァレ・ドーズ (ノルマンディ地方)
×
ドメーヌ・レ・ココット
ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ
レ・ゼクイヨン ルージュ 2019
プーレ・ヴァレ・ドージュとは
ノルマンディー地方にある美しいオージュ谷のあたりの
お料理で
シードルやカルヴァドスで煮こんだ若鶏のお料理です。
今回
スペイン産の地鶏を使用。
フランスでは
プーレ・ジョーヌといわれる
鶏皮が黄色い、高級な鶏肉を使用しています。
バターソテーした紅玉リンゴも一緒に
シードルやカルヴァドスを加えた
クリームソースで煮こんでいます。
ワインは
過熟といってもいいほど完熟したピノ・ノワールを
使ったブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ
華やかな香りで、まろやかな口当たり
果実の甘味を感じるボリュームが
ヴァレ・ドージュに合いました!
造り手のココットという名前(赤ちゃん言葉ニワトリの意味)
も肉料理にぴったりですね。
クレーム キャラメル・ブールサレ(ブルターニュ地方)
×
シャトー・デュ・ブルイユ
コトー・デュ・レイヨン 2020
プラシャルルーさんは
すべてのお料理に
ブルターニュの天日塩
ゲランドの塩を
使用されています。
デザートは
ゲランドの塩をつかった塩バターキャラメルを
使用したクレープです。
こちらには
コトー・デュ・レイヨンを
合わせてみました。
貴腐も少し混ざる、遅摘みの甘口ワイン。
キャラメルの香ばしい甘さを
ワインの酸味が引き締めて
塩味と良い調和で
さっぱりとした味わいにしてくれました。
私のワイン解説も
皆さん、真剣にきいてくださり、
質問などもいただけて
嬉しかったです。
そして
会場には
レジェンドがお二人。
浦農園の浦さん
さいたま市指扇で
無農薬で野菜を作っています。
もとは
フランスタイヤメーカーの
ミシュランで働いていて
退職後 農業を始めたそう。
フランスに留学していたご経験もあり
フランス語も流暢です。
ビストロ シェ・ピエールの
ピエールさん。
日本で 初めてビストロを開業した方です。
お店は数年前に閉店されましたが
全国にたくさんのお弟子さんが
いらっしゃいます。
今回のワイン会は
ピエールさんにも大変喜んでいただました!
次回のワイン会は
10月頃を予定しています。
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