お花見自粛でビール系は何とか足りている!

業務用需要の減少とお花見自粛でビール系の供給は今のところ何とか足りているようです。

遂にお花見シーズン到来。しかし今の日本の状況では、お花見で大騒ぎするのはモラルに欠ける行為となりそうです。

ビール系の供給は相変わらずタイト。お花見シーズンが到来して、この週末はどうなるものかと危惧したのですが、特にお花見のためにお酒を大量に購入されるお客様はおられません。そりゃそーですよね!!

ビールの供給がタイトにもかかわらず、何とかビールが入荷してくるのは、需要の大きな減少が大きく関係しているようです。特に業務用市場の需要減少が大きく、関東近県の観光地ではキャンセルが続出し90%以上の売り上げの減少になっている場所もあると聞きます。

また都心の飲食店の売上の減少も大きく、銀座では80%以上の減少になっているのだとか。これにお酒を伴うお花見の自粛も加わり、何とかビールが間に合っている状況。

電力不足もあり、ビールの供給能力がすぐに元のレベルにまで戻るとは考えにくく。この先気温が上昇して行く中、ビールが供給不足に陥る可能性もあるかも知れません。

商売では「やっぱりビールがないとね!」って思われる方も多いと思いますが、自分で楽しむにはビールでなくとも「ホッピー」や「ハイボール」で賢く楽しんでも十分ハッピーですよね!

それにしても人間の心理とは不思議なのもです。サッポロビールが足りないと聞けば、サッポロ・ビールばかり売れます。それも普段サッポロビールを飲まれない人までご購入。これはミネラルウォーターや納豆の状況も同じなのだそうです。

水やお米と違い、ビールの買い占めに罪悪感はあまり感じないかも知れません。それにお酒がメインの飲食店さんにとっては商売のためにビールは最も必要なものなのでしょう。

しかし、そこをグッと抑えて何時もと同じペースでの仕入れをお願いしたいのです。そして、分け合う気持ちを大切にして頂きたいのです。

そーでないと酒屋の店頭に居て正直、おっかなくてしょーがないんですよね!ホントに!店員に対して「売りなさいよ!!(怒)」みたいなのは困るんですよね。それも普段はご来店されない大先輩の方々に!

「ビールが販売できないから、特製の利益商材を提案するチャンスだ!」ぐらいに考えて頂ければと思います。

ハッキリしているのは酒類業界へのお金の流れが停滞していること。大変です!

先日ご来店されたお客様は「昨日さー、銀座から電話がかかってきて、飲み代を義援金にするから飲みに来てって言うんだよ!」「こんな時に行けねーよなー!!」っておっしゃってました。

”こんな時だからこそ行きましょう!!”銀座のお店にもお金が流れ、義援金にもなり、酒類業界にもお金が流れるのです。

消費があってこその日本経済です。皆のために分け合いながら、なおかつ消費活動も積極的に行なう人こそ今求められている人だと思います!

 

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