「クラフトビール」地ビールブームの再来か!?

先日、某酒類卸会社さん主催のクラフトビール試飲会がありました。

地ビールブームと呼ばれる現象が十年以上前に起こりましたが、今またその地ビールブームが戻ってきたのか、いわゆる地ビールメーカーさんが増加しているように思います。

ただ、前回のブームとの違いは、今回はどのメーカーさんもレベルが非常に高いこと。大手ビール一辺倒の日本のビール市場の嗜好が、最近は多様化して来ているのかも知れません。

また、最近はちょっとこだわり感のあるお店で、いわゆる「地ビールの生ビール」を提供する飲食店さんが増えたように感じます。酒屋の店頭でも国内外のクラフトビールを購入されるお客様は明らかに増加しているようです。

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上の写真は世界の名だたるビールコンテストで金賞を受賞し、海外のハイエンドなレストランなどでも採用される茨城県の常陸野ネストビールさんの、飲食店さん向けの特別な生ビール。ベルギーのホワイトエールをもうちょっとエールビールっぽくした感じの、爽やかながら深みの感じられるビールです。

 どのメーカーさんも非常にレベルが高いビールを生産されておられますが、味わいの追求には大きく分けて二つのタイプのメーカーさんがあるように感じられました。

ひとつは、巨大ブランドである「アサヒ・スーパー・ドライ」ばかりが好まれる日本のビール市場を意識して、どちらかと言えば日本人好みのキレの良いタイプのビール。

もう一つは、世界を意識したいわゆるヨーロピアンなタイプ。どちらかと言えばマッタリとしたコクのあるタイプのビールでしょうか。

 どちらも美味しいので、一杯目に前者、二杯目に後者みたいな楽しみ方もあるのかも知れません。また、嗜好の多様化に対応できていると言えるのかも知れませんね。

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上のワインのようなルックスのボトルは、イタリアのワインのようなビール「コレージ」。イタリアでも世界のセレブが集うリゾート地である北イタリア・ポルトフィーで大人気のビールなのだそうだ。青い海で優雅なヨットに寝そべりながら飲みたい感じの、ワインのようなやわらかさのビールです。

 最初の一杯に美味しいビールが飲めたら、人生それだけで最高ですね!

 

 

 

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