業界専門誌「ザ・ドリンク・ビジネス」にケース売りでのビール・ブランド世界販売量トップ10が掲載されておりました。
1位 雪花 SNOW 5千8十万バレル 中国でほとんどが消費されるビールで、SABミラー社とのジョイントベンチャーのビールメーカー。
2位 BUD LIGHT 4千5百4十万バレル アメリカで最も売れているビール。
3位BUDWEISER 3千8百7十万バレル アメリカを象徴するビールブランドで、アメリカ以外の市場で販売を伸ばしている。
4位CORONA EXTRA 3千4十万バレル バドワイザーと同じAB lnBevが所有。キャンペーン強化により販売増加。
5位 SKOL 2千9百5十万バレル カールスバーグ所有のブランド。ブラジルでのキャンペーン強化。
6位HEINEKEN 2千6百万バレル 世界中で人気のグローバルブランドビール。ジェームス・ボンドさんが次回作で飲むらしい!
7位COORS LIGHT 1千8百210万バレル 販売が急増しているアメリカのブランド。ジャンクロード・ヴァンダムさんを起用したキャンペーンを立ち上げる。
8位MILLER LITE 1千8百万バレル イギリスのSABMiller所有のブランド。アメリカで人気の軽いテイストのビール。
9位 BRAHMA 1千7百4十万バレル バドワイザーと同じAB lnBev所有のブランドで、南アメリカで人気。ブラジルでのキャンペーン強化。
10位 アサヒ・スーパードライ 1千2百3十万バレル ご存知日本のトップブランドビール。海外で売り上げを伸ばしている。
人口の多い中国の市場で売り上げを伸ばすことが、トップブランドと成るには必要な様です。しかし雪花SNOWでトップとなったSABミラー社とのジョイントベンチャーに利益が出ていないとの話もあり、なかなか難しい状況なのだとか。
最も伸び率の大きかったビールブランドは「COORS LIGHT 」。世界ではライトビールの人気が高まって来ている傾向があるようだ。
上のトップ10ブランドビールの状況からは、世界のビール市場では、「アメリカのバドワイザーなどを所有するAB lnBevグループ」が圧倒的なシェアを持ち、「イギリスのSABミラー・グループ」がそれに続いている構図が分かります。
その2大勢力の後に続くのが「カールスバーグ」や「ハイネケン」、「クアーズ」、「アサヒ・ビール」など。もちろん「キリンビール」もすぐ後に続いているのだと思います。
世界中の人に最も愛されているお酒であるビールの市場は、今後も企業買収やら提携やらが相次いで、今後ビール消費が伸びそうな新興国のビール市場を狙って様々な動きがありそうですね。
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カテゴリー:ビール