昭和の味わいです!
昭和33年(1958年)、日本で初めて缶入りビール「アサヒゴールド」が発売され、その後缶ビールがお茶の間に普及していくきっかけとなりました。当時の資料を基に現代の技術で再現した限定販売のビールです。
発売された当時は、「軽くて冷えやすい!」で人気になったのだそうです。缶も現在のようなプルトップ缶ではなく、缶切りでふたに2か所穴を開けて飲み口にしました。発売当時の価格は75円、現在の価格に置き換えると約1000円の高級品だったのです。ちなみに当時の大卒初任給は月13,000円ほど。月給はたいて7ケースですか・・・・・高い!(涙)
酒屋のオヤジも飲んでみました。確かに30年ぐらい前のまだ未成年だったころ、ちょっと味見したことのある昭和の味わいがしました。後味に強い苦味が残り「何で大人はこんな苦いの飲んでんの~?」って、感じたのを思い出しましたね。
十分大人になった今、飲んで感じたのは「これ発泡酒かな!?」って思ってしまう程スッキリしていてキレが良く、後味の苦味のある余韻が続くこと。まあ、こんなもんかなって飲んでると、何だか良くなって行くんですよね~!これが!何だかそのいかにも昭和的な味わいにハマって行くんです。DNAにインプットされているのでしょうかね!?(笑)
混沌とした昭和で、これから始まる高度成長期の波に乗ろうかという時代の、国民が日本の未来に希望を持っていた時のビールです。きっと酒屋のオヤジも含めてあらフォー以上の世代の方には、ハマる味わいだと思いますよ!
それと、ハッキリ言ってアサヒビールさんではスーパードライの方が遥かにビールとしてのレベルは高いと思うのですが、それでも何だかアサヒゴールドに手が伸びてしまう。そんな味わいなんです。限定品ですからお早めにお試し下さい。
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