“2016年”の記事一覧

「酒屋の株話」トランプ・ラリーはチキンレースなのか

 

 

日経平均株価が下がらない。ドルに至ってはスカイロケットだ。

まるで相場の格言にある「押し目待ちに押し目なし」の実例。価格調整を待って買おうとしているが、まったく買えていない状況だ。

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<写真は日本経済新聞の記事>

それでも、中小の成長株に特に注目しているものとしては、「なぜ上がらない」みたいな真逆の印象がある。

トランプ氏選出によるトランプ相場は継続している。それでも、季節要因ともいえるファンドなどの決算による影響も大きいのではないだろうか。

これまで好調な推移を続けてきた中小の成長株の売却。その反対に低成長とされた大型株に対する空売りの買戻しの影響だ。

日経平均株価に強い影響力を持つ大型株の買戻しや、価格上昇によりオプションに対してのデルタの買戻しが押し目のない上昇を醸成しているのではないかと推察する。

では、次に来る展開はやはり押し目の形成なのか。

売られた中小の成長株へはバリュー買い。そして、買われた大型株や日経平均には、このトレンドに乗り遅れている買いが入るのではないか。

押し目は買われそうな状況だが、大幅な調整への不安から新規での買いは、押し目なしには入って来にくいとみられる。だから下がりにくい。

テクニカル指標が買われ過ぎを示しているとしても、中小の成長株、大型株、日経平均、ドルと恐ろしさはあるが、やはり”買い場”が継続しているのではないか。

「トランプ・ラリーのチキンレースに参加するガッツはあるのか?」みたいな状況ではあるが、大怪我を負うようなことにはならなそうだ。

また米国でも日本でも、もし債券市場から株式市場への本格的な資金シフトがあるとすれば、安易な株式市場への空売りはタフなことになりそうだ。

2016年6月のブレグジットでボトムの形成。その悲観の中で生まれたブル・トレンドは、トランプ氏選出を機に懐疑の中で育つ段階に入ったということではないか。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

目ざしで飲るシャンパーニュ

 

 

食通のお客様が、「日本海の旨い干物が手に入ったから、シャンパンを買いに来た!」とご来店されました。

「干物にシャンパンですか・・・・・・・・・・(汗)!」

一般的に、干物とワインはまったく合わないと言われております。

正直、「干物にワインは、この世界の有名な禁じ手ではないのか!?」などと、不覚にも未熟者はそう思ったのです。

ところが、ところがです、なんでもあの開高健さんの本にも「目ざしでドンペリニョンを・・・・・」みたいなくだりがあるぐらいに、干物と合うらしい。

それも、合わせるワインはシャンパーニュのような長期間熟成されたスパークリングワインでなければならないらしい。

干物に合うといえば、燗酒か焼酎のお湯割りぐらいしか思い浮かばない酒屋のオヤジにとって、シャンパーニュとはまったくもって目からウロコな話であります。

考えてみれば、キャビアやカラスミにも合うのですから、干物にだって合うのでしょう。また、銀座のお寿司やさんでシャンパーニュが好まれるのも、そんな理由なのでしょう。

 

シャンパーニュは長期に熟成されてから販売されるものが多く、その分あたり前ですがお値段もそれなり。また有名ブランドものともなれば、普段飲みにおススメできる値段ではないのかも知れません。

そこで、在庫量は少なくなりましたが、長期に熟成されたシャンパーニュと同じ造りのカヴァをおススメしたいのです。

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【メストレス・ブルーフィン ブリュット・リゼルヴァ2009】

旨い干物が手に入ったら、長期熟成された本格派のスパークリングワインは如何でしょうか?

本格派です。

 

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ステップワイン会 幻のワイン

 

 

 

12月4日のワイン会の ラインナップが 決定しました!

 

2016年12月4日(日)13:00~15:00 

ステップ2階にて 

参加費 お一人様 5000円

参加のお申込みは 11月27日(日)までに

 

 

年末なので ちょっとリッチなワインを揃えましたので

かなり お得な会です。

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イタリア トスカーナの5つ星 生産者 ペルティマリのワインを中心に

スパークリングを3種。白ワインを2種。赤ワインを3種 計 8本のワインを試飲予定。

 

特に 目玉は ペルティマリのブルネッロ・デイ・モンタルチーノの2010年ヴィンテージ。

サセッティ・リヴィオ ペルティマリは 数あるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者の中でも

最高のワインを造る生産者のひとつ。

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ロバート・パーカーも その著「西ヨーロッパのワイン」で

「もし 私がブルネッロ・ディ・モンタルチーノをたった1本だけ味わうとすれば

間違いなくペルティマリを選ぶだろう」と記しています。

特に ビックヴィンテージの2010年は ワイン・スペクテーター95点、ワイン・アドヴォケイト97点。

ジェームス・サックリングは100点を付けています。

まさに 幻のワイン。

たぶん 今 飲むには 早すぎるかも知れませんが・・・。

皆さんと愉しめるならいい機会かも。

 

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの他

長期熟成のブルネッロ・ディ・モンタルチーノに対して

若いうちから愉しめるコンセプトで造った

フィリ・ディ・セータや

SO2アレルギーの4代目当主 ロレンツオだからこそ 造った プロセッコ、

そして これこそ イタリアのピノ・グリージョともいえる味わいの白ワイン・・・。

 

ペルティマリ以外には

ミラノ スカラ座のオフィシャルサプライヤー、ベラヴィスタのフランチャコルタ。

ボナルダという葡萄を使った 赤の辛口スパークリングなど。

 

年末年始に愉しみたいワインばかりです。

 

今回は 少人数限定のワイン会です。

手づくりのパンとお料理。本格チーズもご用意します。

いつものとおり 気軽な飲み会です。

お申込み お待ちしています。

 

ステップワイン会

「年末年始におススメのとっておきワインを愉しむ会」

2016年12月4日(日) 13:00~15:00

ステップ2階にて

参加費 お一人様 5000円(税込)

お申込みは 2016年11月27日(日)までに

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

それでもボクは「ボルドー2011」が好きだ

 

 

ボルドーワインがメインの大規模なワインの試飲会に参加させていただきました。

ボルドーワインの近年の当たり年といえば、2009、2010なのは周知のとおり。特にボルドーワインはそのヴィンテージが注目されます。

もちろん、当たり年ワインの濃縮感や、なめらかさは素晴らしい。

しかし、しかしです、近年のボルドーワインに限れば、個人的には2011年が好きです。

2011年は決して「スバらしい」といえる年ではないようです。それでも、その分繊細さがあり、飲みごろにもすでに達しているように思うのです。

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【ボルドー サンテ・ミリオン 2011ヴィンテージの日本未輸入のワイン】

当たり年のワインとは、天候に恵まれてしっかりとした成分を含んでいるため長期間の保存に強く、味わいが枯れにくいのだと思います。

しかし、いわゆる「ハズレ年」のワインとは、天候に恵まれなかったために成分がうすく、長期間の保存に対して枯れるのが早いということでしょう。

つまり、「ハズレ年」ワインの魅力とは、力強さや濃縮感には欠けるが、繊細さがあり、飲みごろも早いということでしょう。

また、いわゆる「当たり年」の素晴らしいワインを収穫数年後で飲んでしまうのは、あまりにももったい気もします。

もし今ボウドーワインを飲むなら、個人的には繊細でうす旨系な魅力を持つ2011年ヴィンテージは、左岸、右岸を問わずおススメしたいワインです。

ちょっとマニアっぽい話ではありますが、オフ・ヴィンテージ(はずれ年)からの、自身の好みの味わい探しは意外に楽しい気がする次第です。

 

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「魔法のぽん酢」天然果汁とだしの万能調味料

 

 

科学調味料、合成保存料、合成着色料 無使用。

天然果汁とだしのうま味、すっぱさを控えたぽん酢のご紹介です。

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【魔法のぽん酢】200ml @580円+税

酸味がおだやか、やさしい味わいの、無添加食品らしいぽん酢です。

これからの季節には、湯豆腐あたりにちょろっと垂らしていただくのが最高です。また、最近はやりのベジタブルファーストで野菜にオリーブオイルとともにかけてドレッシング代わりにしていただいてもイイ感じです。

この穏やかさのある味わいは、毎日使っても飽きそうもありません。

そんな、毎日使っても魔法のように飽きないことが、「魔法のぽん酢」のネーミングの由来ではないかと個人的には思う次第です。

「あ~寒い」と感じる日が多くなってきましたね。

そんな日には、あったかい湯豆腐あたりをアテにして、やさしくて癒される味わいがたまらない燗酒でもちびちびと飲りたいものです。

そんなときに、この「魔法のぽん酢」は如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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