やっぱり、日経平均株価と個別株は分けて考えるべきだ。特にバリュー株の場合には。
この急落で最近人気の「日経レバ」の信用買い残が急増。レバレッジをかけたETFを、さらに信用取引でレバレッジ効果を高める取引だ。
「投げたら終い」などと言われるが、たぶんこのあたりの投げが今回のボトムとなるのだと思う。
個別株の現物取引だけしか行わない者にとっては、あまり関係のない話ではあるのだが。
それでも、取引スタイルによって「落ちてきたナイフのつかみ方」は違うようだ。もちろん「落ちてきたナイフはつかむな」が最も賢明な方法なのかも知れないが。
また、いわゆるランダムウォーク論とは正反対の目的でETFが人気なのだから、運用会社さんもたいへんだ。
【日本経済新聞さんの記事】
原油が安くなって、さらに人民元が安くなって、大きく恩恵を受けそうな企業の株価まで値下がりするのだから、もうミソもクソも一緒な下げだと思う。
下げ相場こそバリューハンターとして、最も大事な局面だと思う。落ちて来るナイフのつかみ方こそがバリューハンターの真骨頂といえるかも知れない。
それでも、昨年から同じような局面ばっかりで、もう銘柄の入れ替えか、ただ見てるしか方法がない。
耐えるも相場なのか。
しかし、株、人民元、原油、銅と年初から急落していて景況感は悪化しているハズなのに、なぜか五大シャトーと呼ばれるトップブランド・ワインは値上がりしている。
「こんな状況だからこそ価値あるものを買う」ような動きがそろそろ出て来るのかも知れない。
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