“2016年”の記事一覧

「ボルドー古酒」1996年左岸の当たり年

 

 

「若いボルドーワインを飲むのは、ワインを無駄にしているようなものだ」と著名ワイン評論家は言います。

ボルドーのような伝統的ワイン産地のワインとは、熟成して飲みごろに達するように造られているとのこと。

今回はそんな熟成ワインの”掘り出し物”とよべるボルドー1996年ヴィンテージ・ワインのご紹介です。

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【シャトー・ローズ・カントグリ 1996 ACムーリ・ザン・メドック クリュ・ブルジョア】750ml @2,200円+税

<1996年は左岸ボルドーワインの当たり年>

ブドウ品種:メルロー57%、カベルネ・ソーヴィニョン41%、プティ・ヴェルド2%

20年熟成の当たり年ワインです。

蔵出しワインのためコルクが新しいものに交換されており、抜栓のときにコルクがボロボロになるようなことはありません。

また、味わいを確かめてからの出荷ですから、味わいの劣化の心配もありません。

 

ムーリスは、マルゴーに隣接している場所にありながら割安感のある産地として知られております。

20年古酒ですから、もちろん色合いはオレンジがかっており、熟成感が感じられます。

しかし、流石は当たり年のワインです。まだまだ枯れた感じには達していません。

その豊かな円熟味と果実味の塩梅は、いままさに絶妙なタイミングと言えるかも知れません。

 

この手のワインはもちろんスポットで輸入され、限定量だけ販売される掘り出し物と呼べるワインです。

ご興味のある方は、お早めにお求めください。

 

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「高級ワイン市況」年初から五大シャトー買われる

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから4年以上経過。

2014年7月に底打ちしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、はたしてボルドーワイン・バブル崩壊の負の影響を払拭し、健全と呼べるような市場環境に戻ったのか?

昨今の世界の金融市場の混乱は、ワインの収集や投資に影響を与えるのか?

高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

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【高級ワイン・インデックスの2011年1月から2016年1月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、1月末の時点で241と12月末と比べて3ポイント(約1%)値上がりした。

株式、人民元、原油、銅などが、年初から急落を続け、まさに暗黒の1月といえるような景況感であったにもかかわらず、高級ワインのトップブランドは初っ端から値上がりした。

五大シャトーと呼ばれる最高各付けのボルドーワインや、トップブランドのブルゴーニュワインが値上がりしたのだ。

それも、Liv-exのビッド/オファー・レシオが100%を超えるような積極的な買いが入った。

50%以上で強気市場とされる水準を大幅に上回ったのだ。ビッドがオファーを上回るのは、中国のボルドーワイン・バブルに沸いた2010年7月以来はじめてのこと。

こんなマクロ経済が混乱した状況下で、いったい誰が買ったのか?

こんな混乱した状況だからこそ、中華系を買いに走らせたようだ。

ヨーロッパのワイン業界が年末年始の休暇から戻りきっていないまだ閑散とした市場で 、人民元の急落による人民元建てでのワイン価格急騰に焦った中華系から、2月の春節のための高級ワインの買い付けが一気に入ったと推測される。

中国で最も人気のあるワインブランドであるシャトー・ラフィット・ロートシルトの、最も価格の安い2012年ヴィンテージが積極的に買われていたようだ。

ではこの先、年初から堅調にスタートした高級ワイン市場は、このまま右肩上がりで推移するのか?

アン・プリムールが閑散に終わり、その後値下がり傾向にあるボルドー2013ヴィンテージのリリースが始まった。また、春節のための中国からの買いは終了している。

この先も上値は重いと推測されるボルドー2013年ヴィンテージが加わり、なおかつ春節などの特別な需要もなくなったのだ。インデックス・ベースでは上値の重い展開になるとみるべきでしょう。

 

ちなみに、2013年ヴィンテージのような、偉大なヴィンテージではないヴィンテージとは、いい方から順に「かわいい」「楽しい」「骸骨のよう」「軋んでいる(ギシギシと)」と業界の方々は表現されるのだそうだ。

だから、もし専門家の方から「このワインは”かわいい”タイプの味わいでして・・・・・」みたいな説明があったとしたら、ひょっとしたら”そういうこ”となのかも・・・・・・(汗)。

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「酒屋の株話」悲観のなかで買いどころをみつける

 

 

1月に売られるだけ売られて、売りはもうすべて出尽くしたような印象だが、市場心理はまだまだ冷え切ったまま。

原油相場が下げ止まり、中国株も下げ止まったと思ったら、今度は円高/ドル安に影響された下げ。

これでもかと売らされている感じだ。

第3四半期の決算発表への反応も、好業績銘柄の値上がりよりも、そうでない銘柄の値下がりの方が大きい印象。

市場心理が冷え切っている証しだろう。

といっても日本株取引の70%は外国人投資家であるため、外国人の持つ日本株に対する市場心理ということになるのだが。

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株価の形成とは、人間の思考や、人間の作ったプログラムやルール、立場、取引の方法などが反映されて形成される、いわば二次的な現象だと思う。

実際のマクロ経済の状況や企業価値が、常に正確に反映しているとは思えない。

そんな市場で勝とうと思えば、市場の行動を先取りすることが肝要だ。

つまり「市場心理の悲観的なときに割安感のある銘柄を買い」新たな買いに備えることだ。そして「市場心理が楽観的なときに売る」のだ。

もちろんそんなにうまく行くとは思えない。

それでも悲観論に支配された、冷え切った市場心理のなかで株価の暴落は起こらないと思う。もうすでに売りが出尽くしている可能性が高く、リスクは限定的に思えるからだ。

極論に惑わされず、悲観のなかで買いどころを見つけ、その後に起こるかも知れない目先の下げに耐える心構えが必要な局面だと思う。

 

 

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「ゴディバ リキュール」チョコレートは効く

 

 

「チョコレートが効くのよ~!でも、カカオの含有量75%以上のチョコレートって、どこ行っても売れ切れなのよね~!!」

今、チョコレート市場が二つの理由で加熱しているようなんです。

ひとつはもちろんバレンタインデー。高級チョコレートが飛ぶように売れる日が近づいております。

そして、もうひとつが最近TVで紹介されて一気に注目された効果。お通じが良くなる効果です。

試しに女房殿が買ってきたカカオの含有量が多いチョコレートを2~3個食べてみた。

・・・・・・その後、確かに効いてる感じがする。

カカオの効果は確かにスゴイような気がするのです。

ならば、カカオの成分を抽出したチョコレートリキュールだって、そんな効果があってもおかしくないわけです。

そこで今回は、チョコレートの名門「ゴディバ社」の厳選されたカカオからつくられるチョコレート・リキュールのご紹介です。

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【ゴディバ チョコレート リキュール】Alc15% 750ml

プレミアム・チョコレートの名門「ゴディバ社」のチョコレート・リキュール。

食後酒としてコーヒーなどと一緒に楽しむのがイイ感じでしょうか。アイスクリームにかけてもゴージャスな感じです。

また、カカオの含有量の多い苦味の強いチョコレートをアテにしてのイッパイも、これまた素晴らしくイイ感じではないでしょうか。

美味しい思いをして、それが身体への効果もある。素晴らしいことだと思います。

プレミアムなチョコレート・リキュールは如何でしょうか?

 

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「いなご甘露煮」と「芋焼酎お湯割り」のマリアージュ

 

 

埼玉県春日部市の道の駅で「いなご甘露煮」を購入しました。

古くて新しい、未来のたんぱく源と呼ばれる「高たんぱく低カロリー」な、地球環境にやさしいアテでのイッパイです。

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甘じょっぱい味わいで、パリパリとした食感のいなごには、ちょっと辛口の芋焼酎のお湯割りがまたよく合う。

「これこそが古くて新しい、未来の理想の食べものなのだ!」などとオヤジが言ったところで、オヤジの他に誰も食べようとしないからこまったものなのですが(汗)。

ひょっとしたら、これこそが身体にやさしい大人の食べのもなのかも知れない、などと思った次第です。

それに、将来の人類を救うかも知れないし。

 

今回、このいなごの甘露煮を購入した春日部市を訪問させていただいたのは、地域の視察研究会に参加して、首都圏を水の災害から守ってくれているという首都圏外郭放水路「龍Q館」を見学するため。

どなたが考えられたのかは分かりませんが、すごい大規模なシステムで、地下の水槽はまるでギリシャ神殿。まったくもって神々しい空間でした。

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多くの人が暮らす地上を水害から守るために、地下にはこんなにすごいシステムが設置されていたんですね。

驚きの施設でした。

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