“2016年”の記事一覧

「ダバダ火振」秋の夜長はくり焼酎をチビチビ

 

 

お盆を過ぎれば、もうアッという間に秋ですね。

まだまだ残暑厳しい日が続いておりますが、それでも朝晩はだいぶ過ごしやすくなってまいりました。

そして、いよいよお酒が美味しい時期の到来です。

酒屋の店頭でも日本酒の「ひやおろし」の入荷、ビールは「秋味」が入荷して来ました。また、ワインに手を伸ばすお客様も戻って来たように感じられます。

そんな過ごしやすい秋の夜長に、このお酒はピッタリではないでしょうか。

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【栗焼酎 「ダバダ火振」 と 栗焼酎 「四万十大正」】

「ダバダ火振」は、栗をたっぷり50%も使用した四万十川特産栗焼酎です。

栗のまろやかな香りを大切に低温でゆっくり蒸留しました。

「四万十大正」は、栗75%の贅沢。原材料は厳選吟味した良質栗と米麹のみ。その配合は、今までの常識を超えた栗75%。

原料に、歳月に、贅を尽くした栗産地こだわりの特別極上原酒です。

 

秋の夜長、風味豊かでクリーンな味わいのくり焼酎をチビチビ飲りながらの、秋ならではの旬の味覚を味わってみては如何でしょうか?

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「高級ワイン市況」ボルドー・オフ・ヴィンテージ買われる

 

 

中華系が主導した2011年6月のボルドーワイン・バブルのピークから5年経過。

2014年7月に底打ちしたとみられるボルドーワインをメインとする高級ワイン市場は、はたしてボルドーワイン・バブル崩壊の負の影響を払拭し、健全と呼べるような市場環境に戻ったのか?

昨今の世界の金融市場の混乱は、ワインの収集や投資に影響を与えるのか?

高級ワインの業者間取引サイトであるLiv-exでは、いったい何が起きているのか?

そして、ワイン価格はこの先値上がりするのか?

・・・・・・・・等々、そんな高級ワイン取引の状況を、酒屋のオヤジなりに推察します。

Aug16

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワイン・インデックス2011年8月から2016年8月末までの推移】

高級ワインの業者間取引サイトである Liv-ex の指数「Liv-ex Fine Wine 100」は、前月末から2.9%の上昇。

9ヶ月連続での値上がりで、2013年3月以降での最高値を更新した。

最も値上がりしたのがポムロールのヴュー・シャトー・セルタン2009で14.4%、次がブルゴーニュのアルマン・ルソー・シャンベルタン2010で10.8%。

その一方で、2000年や2005年、2009年、2010年などのボルドー・グレート・ヴィンテージの多くが値を下げた。

またイギリス産のスパークリングワイン、ナイティンバー・クラシック・キュヴェ2010が初めてLiv-exで取引されたことが話題となった。

Liv-exは英ポンド建てで取引される。英国のEU離脱による英ポンド急落の影響は、まだ継続しているようだ。英ポンド建てでのワイン価格は上昇しているが、他の主要通貨国から見れば、まだ割安感ある水準にある。

7月はボルドーのグレート・ヴィンテージが買われたが、英国国民投票後の値上がり率は、ボルドーワインでも割安感のあるオフ・ヴィンテージが大きい。

Liv-exによればボルドー2013年+32.7%、2006年+26%、2004年+25.5%、2007年+25.4%、2008年+24%、2011年+23.1%、2012年+23%。

一方のグレート・ヴィンテージは2005年+10.4%、2009年+13.7%、2010年+17.4%。

もちろんオフ・ヴィンテージは価格が安い分、値上がりの割合は大きくなる傾向があるのかも知れない。

8月に入り、英ポンド下落の動きは明らかに落ち着きを取り戻している。英ポンドは主要国通貨に対してやや強含みの展開だ。

為替市場でのトレンドが変われば、今度はワインが英ポンド建てで値下がりし、他の主要国通貨で値上がりすることになる。

日本円建てのワイン価格は、これまで値下がり幅がもっとも大きかった。英ポンドが日本円に対して最も値下がりしたからだ。

それがもし、英ポンドの上昇局面となれば、もっともワインが値上がりするのは日本円建てということになるのかも知れない。

 

 

 

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「酒屋の株話」カラ売り屋の増殖か

 

 

「閑散に売りなし」とか「国策には逆らうな」の格言が当てはまりそうな日本株市場。

それでも、個別株に目を転じれば違った状況も見えて来る。

過激に空売りされている銘柄が散見されるのだ。

たとえば「PCデポ」や「ファーストリテイリング」。空売り残が膨らんでいる。

日本株市場への投資意欲は弱いようだが、逆に下げに賭ける投機意欲は強いのかも知れない。

その一方で、空売りファンドの「シトロン・リサーチ」から、見事にボロクソなレポートを出された「サイバーダイン」は、なぜか空売りが盛り上がっている様子はなく、逆に信用買い残が増加している。

「サイバーダインって、そーいう感じだったの!?さすがに売りかな!!」みたいな内容だっただけに、まったく持って不思議だ。

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<シトロンのレポート>

それでも、こんな混沌とした、まったくもって理解しにくい状況こそが株式市場なのだろう。バラバラな思惑が集まって市場心理が形成されるということか。

個別株の世界では、投機の過熱によりバブル(オーバーシュート)も逆バブル(アンダーシュート)も、それぞれの状況の異なる銘柄で、同時に起こる可能性のある状況なのだ。

理想的にはバブル銘柄を売り、逆バブルを買えばよいのだが、それでは理想論すぎる。

それでも感じるのは、個別銘柄の業績やビジネスモデルも大切だが、その銘柄が短期の投機筋からどのような影響を受けているのかといった状況分析がより重要になってきたのではないかと。

そしてその昔に、空売り残の膨らんだ銘柄ばかりを狙ってスクイズを仕掛ける、有名仕手筋がいたことを思い出す。

 

 

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「井筒無添加生にごりワイン2016」ご予約承り中

 

 

今年の国産新酒ワインは期待できそうです。

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【井筒生にごりワイン(赤)】AL12~13% 720ml やや甘口、長野県塩尻・松本産コンコードぶどう

【井筒生にごりワイン(白)】AL12~13% 720ml やや甘口、長野県塩尻・松本産ナイヤガラぶどう

出荷開始は赤白ともに2016年11月中旬以降

注文の締切日は2016年9月10日(土)

本製品は、ぶどうが酒へと変貌を遂げる発酵の過程を終えた直後の状態を、そのまま瓶に詰めたワインです。

本来はワイナリーの蔵人しか味わうことができないものですが、お客様からのご要望にお応えし、毎年、事前にご予約いただいた注文数のみ限定生産いたしております。

酸化防腐剤など合成添加物も一切加えておらず、また収穫から間もないぶどうの果実味と酵母の働きの余韻が残る爽やかで自然な味わいを、ぜひ今年もお楽しみください。

 

 

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日本酒業界に黒船か!ワイン・アドヴォケートが評価へ

 

 

ワインライターさんのブログ「ザ・グレイ・レポート」によれば、あのワイン業界のグルとも呼ばれる、ワイン業界で最も影響力を持つと言われているロバート・パーカー氏創刊の「ザ・ワイン・アドヴォケート」が日本酒の評価を始めるようです。

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評価するのは、松崎春雄氏とマーティン・ハオ氏の二人。初回は78の日本酒の評価を掲載するのだそうです。

MHポイントとか呼ばれるんでしょうか。

パーカーポイントとしてワイン業界ではお馴染みの点数評価の素晴らしいところは、価格に関係なく評価されること。

評価によっては世界的なシンデレラ銘柄が誕生する可能性もあるわけですね。

「ザ・グレイ・レポート」では、1980年代にロバート・パーカー氏がカリフォルニアワインを評価し始めて、カリフォルニアワインに好影響を与えたのと同じように、日本酒業界にとっても素晴らしいことだとしています。

また、海外の人にとっても日本酒の選択基準が多くなるということでしょうか。

これはもう日本酒業界にとっての黒船と言えるかも知れませんね。

 

・・・・・・ちなみに、酒屋のオヤジは何年も前に松崎先生のお気に入りの日本酒を聞いたことがあります。役に立つと良いのですが(笑)。

 

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