“2016年”の記事一覧

なぜボジョレ・ヌーヴォーは毎年当たり年なのか?

 

 

ボジョレ・ヌーヴォーとは地球上で最も早く味わえるとされている、日本人のためにあると言っても過言ではなのかも知れません。

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「なんでボジョレ・ヌーヴォーは毎年、50年とか100年に一度の当たり年なの?」・・・・毎年のように酒屋の店頭でお客様から聞かれる質問です。

たしかに11月の解禁日が近づけば、ラジオやTVで今年のヌーヴォーがいかに素晴らしいかが語られます。聞いてる側としては「・・・・またかよ・・」みたいな、ややうんざりした気分になるのは当然だと思います。

それでも、それは日本での消費の気まぐれに、ボジョレの生産者が振り回された結果と言えるのかも知れません。

1985年ごろにボジョレ・ヌーヴォーは日本に入って来ました。そしてバブル景気などもあり、ワインブームをけん引しました

ボジョレ地区の生産者の成功しているビジネスモデルはヌーヴォーの販売です。そしてそのほとんどは日本向けなのです。

つまり「ボジョレ地区の農家さんは日本へのヌーヴォーの販売で食っている」と言えます。他のブルゴーニュワインと違い、ボジョレはヌーヴォー以外ではあまり注目されることがありません。

日本でどれだけヌーヴォーが売れるのかは、ボジョレの農家さんにとっての死活問題。そのために厳しい栽培や収穫基準、ブレンドの研究などを行うのでしょう。

そんな地域を代表する方が日本の消費者に向かって、消費者の期待を裏切るようなことを口にできるわけがないのです。

ちなみに戦前の高級レストランでは、いまの有名ブルゴーニュ・ワインと同じような価格でボジョレワインも販売されていました。

 

ボジョレ・ヌーヴォーの日本への輸入量はここ数年減少に転じております。

酒屋の店頭でも普段ワインをたしなまれる方に限って「・・・・もうヌーヴォーは卒業かな」などと感じている方は少なくないようです。

もしくは、年に一度の行事として、ちょっといいヌーヴォーをお求めいただく感じでしょうか。

数年前のような、ボジョレ・ヌーヴォーを1本500円以下で販売しようなどと考える大手小売り業者はもう現れないでしょう。また、そんな日本の販売の現場での過当競争が、日本のヌーヴォー市場をつぶしたのかも知れません。

 

日本の消費者の期待に応えようと、頑張って来られたボジョレの生産者の期待に応えてみるのも、ひとつの良い考えではないでしょうか。

ちなみに今年のボジョレの出来は本当に良いようです。

 

 

 

 

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「ボジョレ2016ヌーヴォー」エレガントで魅惑的

 

 

ボジョレワイン委員会プレリリースの「2016年ヴィンテージ情報」が届きました。

2016年ヴィンテージのボジョレは「エレガントで魅惑的なワイン」。

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どうやらブルゴーニュの中でもボジョレ地区は、春の雹の被害が少なかったようです。

収穫量は過去5年平均を上回る結果となり、「典型的」と言える量になったとのこと。フランス全体での収穫量は10%以上減少すると見込まれているが、ボジョレに限っては40%増。

春の悪天候に対し、夏は理想的な天候だった。

ブドウは熟成が遅れたことで、夜間は気温が下がり、日中は太陽に恵まれ気温が高いという環境にさらされたため、収穫時までには理想的な熟度に達することができた。

そして、とても良いヴィンテージを予想させる心地よい爽やかさも維持している。

最初のテイスティングでは、2016年ヴィンテージは魅惑的で、繊細で滑らかなタンニンときれいな果実味があることがわかった。

「2016年は力強いというよりもエレガントで、酸と果実味、ストラクチュアとのバランス、そして爽やかさ味わい深さとのバランスがすばらしい」と委員会の幹部はコメントしているとのことです。

 

11月17日には「エレガントで魅惑的」なボジョレ・ヌーヴォーを楽しみましょう!

 

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「丸眞正宗2016しぼりたて」入荷致しました

 

 

「東京23区唯一の酒蔵」 「江戸の地酒」 「赤羽の酒」・・・

といえばもちろん「丸眞正宗」が手じるしの北区にある小山酒造さんです。

東京23区内に残っているのですから、ある意味、大変に貴重な酒蔵さんであり、お酒だと思います。

また、酒倶楽部ステップにもっとも近い酒蔵さんでもあります。

東京からの帰宅途中で赤羽界隈を利用される方も多く、この辺りの方々にとって、もっとも身近な酒といえるかも知れません。

そんな小山酒造さんの「2016年しぼりたて」が入荷致しました。

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【丸眞正宗 2016 しぼりたて】 1800ml / 720ml

しぼりたてならではのフレッシュな味わいをお楽しみいただけます。

「赤羽の水は美味しい」・・・・・じつは赤羽在住の方でさえ信じてくれないのですが(汗)。正確には「赤羽の小山酒造さんの井戸で汲み上げる地下水は美味しい」でしょうか。

もしもの場合には、小山酒造さんの井戸から汲み上げた水を、北区の方々へ供給することになっているのだそうです。

酒屋のオヤジもその井戸の水を試飲させていただいたことがあります。埼玉や千葉のお酒を連想させるような、しっかりとした味わいの水でした。

赤羽界隈をご存知の方にはよくご理解いただけると思うのですが、そこに酒蔵が井戸とともに今でも残っているのですから、もうほとんど奇跡でしょう。

東京23区内で造られる、貴重なしぼりたての丸眞正宗は如何でしょうか?

 

 

 

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「はちみつレモネード」お湯割りでからだポカポカ

 

 

今までありそうでなかったフレーバーのご紹介です。

冷えた身体で飲む、自販機などで買った温かい「はちみつレモン」って、ホントにうれしいですね。

そんな、寒い日にお湯割りで飲ってもよし、また炭酸水で割って冷たく飲ってもうまい酎ハイベースです。

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【はちみつレモネード 原液】1000ml (5倍希釈用) @1,380円+税

原料に「シチリア産レモン」と「国産はちみつ」を使用。

国産ハチミツが今では大変に高価であることは周知のとおり。この手の商品としては、非常に贅沢な商品なのです。

 

「ビル風が吹き荒れる寒々しいオフィス街を、一日中歩き回って体は冷え切ってるし、疲れてた。おまけになんだか喉も痛いようだ・・・・・」

みたいな日の夜、焼酎に「はちみつレモネード」を加えて、お湯割りでイッパイ・・・・・・・単に味わいがおいしいだけじゃない。「はちみつ」+「レモン」の効果もおいしいのです。

「はちみつレモン」には安眠効果もあるようで、その日の夜はホントに気持ちよく眠れるのではないかと思う次第です。

 

今までありそうでなかった「はちみつレモネード」は如何でしょうか?

 

 

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「ハグ ジンファンデル」カリフォルニアの新潮流”エレガント&スパイシー”

 

 

「今、世界で最もお得感のあるワインは、カリフォルニアの新しいトレンドのワインかも知れない。」

そんな新しいトレンドの、「えっ!これがカリフォルニアなの!」みたいな味わいの赤ワインをご紹介します。

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【ハグ ジンファンデル2014】750ml @2,200円+税

ワインの輸入業者によれば:

「ハグ・セラーズのワインは本当に美味しい。しかしほとんどが地元のワイン通にとられてしまい、なかなか流通されないのがとても残念だ」 とロバート・パーカー氏が述べるハグ・セラーズは生産量のほとんどがメーリングリストやワイナリーの訪問客による購入で、あまり流通されないブティックワイナリーです。

とのことで、カリフォルニアでも知る人ぞ知るようなワインのようです。

種や茎まで完熟させて造られることの多いカリフォルニアのジンファンデルは、ジャミーなボリューム感ある味わいが特徴かと、今までは感じておりました。

しかし、それは完全に古い固定観念だったようです。

「ハグ ジンファンデル」のエレガントでスパイシーな味わいは、カリフォルニアというよりも北ローヌか北イタリアのワインでも飲んでいるかの様な印象。

また、その樽からの影響をあまり受けていないナチュラルな印象の味わいは、食中酒として幅広い料理と合うようにも思います。

後味に感じる、ちょっと甘苦なところがクセになりそうなワインでもあります。

お得感あるカリフォルニアの新潮流「ハグ ジンファンデル」は如何でしょうか?

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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