“2015年”の記事一覧

「酒粕(さけかす)」この時期のは香が素晴らしい~

 

 

一般的に、 いわゆる地酒の手造り蔵では、吟醸などの高級酒の仕込みを、一番寒さの厳しい2月ぐらいに行います。

だから、この時期に出てくる酒粕は、香りがホントにいい。

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【長岡の高橋酒造さんの酒粕】

写真の酒粕は、おそらく特別純米かそれ以上のランクの酒粕だと思います。昨日入荷しました。

香りがすごくイイんですね。

いわゆる、酒粕臭さがなくて、吟醸酒のような花や果実のような香りがします。

酒粕ファンの方々には、この時期の酒粕を特におススメしたいと思います。

 

きのう、うちの女房殿が酒粕を使った 酒まんじゅう をつくってくれました。

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なんでも酒粕に牛乳、お酒、ホットケーキミックスを加えて、中にアンコを入れて蒸し上げのだとか。

たぶんお酒のアテにはなりません。

しかし、酒屋のオヤジが最近ハマッっている緑茶のお茶請けとしては、その適度なクセがたまらなくイイのです。

飲んべーでも、緑茶と一緒に、「ほうべたがほろけまするな~♡」なひと時でした。

 

 

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「御神前」御神楽のご奉納、公演

 

 

御神楽とは、家内安全や五穀豊穣を願って、神様に奉納する舞のこと。

先日、九州の御神楽の公演が、ここ蕨市で行われました。

残念ながら見学はできませんでしたが、その御神楽に行く際の習わしである「御神前」の のし を付けた一升酒の2本しばりのご注文をいただきました。

九州の御神楽のためかお酒は芋焼酎で、習わしでは、これに金一封も合わせて奉納するのだそうです。

御神前

 

 

 

 

 

 

 

 

【御神前の芋焼酎2本しばり】

本来は神社にこの酒を奉納し、その下がりものを共に飲むことで恩恵を分かち合うのだそうですが、神社ではないホールなどでの御神楽の公演であっても、神様への舞であるため、「御神前」の酒はたぶん保存会の人たちのために必要なのだと思います。

また、御神楽の保存会の方々のそんな文化活動に対し、敬意を表したいと思えば、神前と同じように酒を差し入れるのが最善な方法だとも思います。

 

「・・・・・そういえば御神楽って見たことないかも!」と、酒屋のオヤジとしては失礼ながら思ったのですが、頑張って継承されている方々がおられるんですね。

 

お酒を差し入れる方とは、地域の文化に興味を持ち、場所がどこであろうと「御神前」の酒を届け、応援される心意気は素晴らしいと思います。

少子高齢化の流れで、地域の御神楽の保存は、ひょっとしたら難しいのかも知れません。

御神楽の保存会の方々はもちろん、そんな地域の文化を応援しようとしている方々にも、なんだか頭が下がる思いを感じたご注文でした。

 

 

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「酒屋の株話」 海外勢vs日本勢 なの!?

 

 

海外勢が先物ばっかり買ってるためか、日経平均は大幅に値上がり。

でも、ジャスダック市場の値上がりはいまいち・・・・なぜなら先物意外は買ってくれてないようだから。

また、信用取引の逆日歩が大きくなっており、信用での売りが膨らんでいる様子。

chart.yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

【ヤッフージャパンさんの日経225とジャスダックのチャート】

海外の機関投資家さんは、ここへ来て積極的に先物ばかりを買っているようですね。

一方、国内の投資家は、この上昇トレンドに懐疑的なのか、現物、信用と大量売り。

 

その昔、「売りの山種」と呼ばれた山崎種二さんは、現物で買って、順ざや(逆日歩の反対)で先物などへの売りつなぎで、売り上がり、売りのポジションに利が乗ってきたところで追撃売りを仕掛けました。

そんな大相場師が、今の日本にはたくさんおられるってことでしょうかね(汗)!?

もちろん、この逆日歩じゃ「売りの山種」と同じ戦略というわけには行きませんが、海外の機関投資家の買いに、空売りで向かうとは・・・・・・なんだかスゴイ勝負師の方々です。

 

・・・・・・それにしても、だれか日経平均とジャスダックの裁定取引とか、やってくんないかな~!(汗)・・・だって広がり過ぎでしょ!

 

 

 

 

 

 

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「比良松・純米大吟醸40・生詰・無濾過原酒」ダボス会議出品記念 試飲販売

 

 

「せっかくの ひな祭り なんだから、ひな壇を眺めながら、今話題のおいしい日本酒が飲みたい!」

そんなご要望を持たれている方々に是非おススメしたいお酒です。

また、このお酒は今週末にご試飲いただけます。

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【比良松(ひらまつ)純米大吟醸40 生詰 無濾過原酒】 720ml 本体価格2,775円

先日ご紹介させていただきました、今年の1月に開催されたダボス会議の、ジャパンナイトの酒に選出された福岡県の山田錦から造られた純米大吟醸酒です。

日本酒度-5 で、世界の人から好まれるやや甘みのある味わいに仕上げられた、バランスが良く、奥行を感じる味わいです。

今年の ひな祭り を祝うお酒に、世界をけん引するトップリーダーが味わった、福岡の地酒「比良松」は如何でしょうか?

 

大変に恐縮ですが、ひょっとしたら先日の朝日新聞さんの夕刊に広告が掲載された反響で、一時的に売れ切れてしまうかも知れません。

それでも、味見だけでもしてみて下さい。

 

 

 

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「ロベルト・サロット」ピエモンテ初のアパッシメントでやわらか

 

 

取扱いワインのクオリティの高さで定評のある、ワイン輸入会社の稲葉さんが主催されたイタリア・ピエモンテのワイン生産者「ロベルト・サロット」のテイスティング・セミナーに呼んでいただきました。

白ワインのガヴィ、赤ワインのバルベーラ・ダルバ、ランゲ・ネッビオーロ、バルバレスコ、バローロを生産されており、そのレベルは素晴らしく高い。

白ワインのガヴィはミネラル感に、柑橘系のようなほろ苦さと甘みが特徴的。長く低温発酵させることにより、やわらかく、香り豊かで長期熟成が可能な白ワインとのこと。

赤ワインのバルベーラやネッビオーロはアパッシメント(陰干しブドウ)の製法により、タンニンがやわらかで、甘みや苦みのバランスがよく、今飲んでも美味しく、熟成させても美味しいワインです。

ロベルト・サロットさんは、ピエモンテで初めてアパッシメントによる製法を取り入れました。

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【ロベルト・サロットのネッビオーロ(左二つ)とバルベーラ(右二つ)】

ピエモンテの代表的高級ワインのネッビオーロは、見た目に高級感あるガーネット色(うす茶色がかった赤)。特にバローロの味わいは一般的にいろいろですが、このロベルト・サロットは、やわらかでエレガント。

バルベーラとは一般的にはどこか牧歌的な、どちらかと言えば庶民派な肩肘張らないワインでしょうか。ロベルト・サロットさんのバルベーラは濃いルビー色、果実味豊かでリッチなの味わい。ワインランク上のバルベーラです。

・・・・・・・・・・ピエモンテのネッビオーロ種とバルベーラ種のワインとは、いろいろで、いやはやホントに難し過ぎる世界だと思います・・・・・でも、ロベルト・サロットなら大丈夫。今飲んでも熟成させても美味しいのです。

「飲み頃まであと20年・・・・」みたいなバローロじゃ困っちゃいますよね(汗)!

 

 

 

 

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