景気サイクルを示す指標として最も有名なのが「コンドラチェフの波」でしょうか。
その「コンドラチェフの波」は長期的な景気の拡大、株価の上昇を示しているのだとか。
それも2030年~2040年あたりがピークの目安となるというから、かなりの長期。
もしそうなら、例えば2020年の東京オリンピック前後で、景気、株価ともに大きく調整したとしても、ブルトレンドのなかでの押し目であり、まだまだ長期で強気なトレンドが続くことになるわけです。
新聞によれば、相場の「反転サイン」が点灯したのだそうだ。
まず、先日の日銀総裁による「円安けん制」による「円売り・株先買い」の巻き戻しの動きが収束に向かっていること。
先物と現物株の裁定取引の残高がSQで一気に急減しており、需給好転のシグナル。
そして、東証空売り比率が6月18日に38.3%と公表が始まった2008年以降で最高。19日も35.8%と高水準で、空売りの買戻しにより相場が上昇しやすい。
「コンドラチェフの波」の上昇波のなかで、押し目を買い、吹き値で売り払おうとすれば、今もしくは、しばらくの間は、買い場が到来していると言えるようです。
それでも、ギリシャなどマクロの行方、為替市場、欧米諸国での夏季休暇シーズンなどで、盛り上がりに欠ける展開になるような気もするわけです。
強いファンダメンタルズと弱いセンチメントの状況が継続している間は、買い持ちの継続、もしくは、ほどほどにMr.バリュー様がご降臨されている、ポテンシャルの高そうな銘柄を買うのが、ベストな選択でしょうか。
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