それにしても中国の株式市場の状況は、大変なことになってるようですね。
中国政府の推奨もあって、なんと学生まで二人に一人が株取引を行っていたと。
また、信用取引を行っていた人達も多く、レバレッジは10倍。そこに全財産を突っ込んでいた人達も少なくないというから大変だ。
・・・・・1割下げればすべてがなくなる。もちろんそれ以上なのだからヒドイ。
2011年にピークを打った中国の「ボルドーワイン・バブル」では、中国での高級ワイン人気を当て込んで商売をされた方々が大きな損害を被った。
また、その後の日本の小笠原沖での密漁が問題となった「赤サンゴ・バブル」でも、そのバブルに踊らされて密漁をした業者は逮捕され、やはり危険すぎる賭けとなった。
そして、やはり日本がメインの舞台となった、今回の中国人による爆買い。
「なんで、そんなに買うの?」・・・・・・ほとんどすべての日本人の印象でしょう。
政府推奨での株式投資により、いわゆる心理的に ”あぶく銭” が入ったんですかね。評価だけの ”絵に描いた餅” だけだったかも知れませんが。
ボルドーワイン・バブルで顕著になった、中国人が一つのことに取りつかれる、いわゆる「レッド・オブセッション」は、まだ続いているようです。
今回の中国株暴落での影響はかなり大きい様子。
それでも、レッド・オブセッションはまたどこかに出現するのでしょう・・・・・そして、やっぱりハシゴを外されることになるのかも知れない。中国でのバブルの回転はハヤい。
トレンド・フォローしたがる市場とは、意外にもそのトレンドが長続きしない、ということなのかも知れませんね。
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