クルティエとはワインの仲買業者で、そのほとんどが一匹狼で仕事をしているワインのプロの目利き。
ブルゴーニュでの公式登録者は約70人、それぞれの”縄張り”でブドウ栽培家やドメーヌを熟知しており、生産者からネゴシアンへのブドウ、果汁、樽、ビンでの売買の仲介を行う。
腕一本で勝負する彼らの世界は浮き沈みが非常に激しく、一度でも不味いものを紹介すれば、すぐに噂となり廃業に追い込まれるという、まさしく真剣勝負の世界なのだそうだ。
そんな、”隠れたプロのワインの目利き師”とも呼べる「クルティエ」ものワインのご紹介です。
その魅力はもちろん、質の高いワインの古酒を、お得な価格で楽しめること。
クルティエ・セレクション【コート・ド・ニュイ ヴィラージュ 2002】
ここ10年ぐらいの間にブルゴーニュ・ワインの価格は高騰。
需要に対しての生産者の低在庫水準も継続しており、有名ブランドを筆頭にブルゴーニュ・ワイン価格が依然のような価格水準に戻る気配はない。
ブルゴーニュ・ワイン・ファンにとって、そんな状況の救世主と呼べるのが、クルティエと呼ばれるプロのワイン目利きがセレクトしたワインではないでしょうか。
そんな、いわゆるクルティエものワインでは、生産者の名前が非公開。誰が生産したのかが分かりません。
在庫処分をする生産者で多いのは、純粋に畑の所有面積が大きく、もともとの生産量が多いところ。次に栽培やワイン造りが手一杯で、販売やマーケティングに手がまわらないところ。
それなりに有名な生産者も多く、生産者名を出さないことが買い付けの条件になっているのだそうだ。
つまり、ブランド名を無視して、ブラインド・テイスティングのような状況でプロの目利きが選んだワインの古酒を、お得な価格で楽しめるという、ブルゴーニュ・ワインファンにとって願ったり叶ったりのワインではないでしょうか。
上の写真のワインは、「コート・ド・ニュイ ヴィラージュ 2002 でこの価格か!」みたいなお得感を感じていただけるワインだと思います。
クルティエ・セレクションのワインは如何でしょうか?
※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります
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