「業績不振のヘッジ・ファンドが年末に向けて、業績挽回のために日本株市場でデカい賭けに出る!」みたいなことを新聞などでは伝えています。
今のところの動きとしては、先物やコール・オプションで買いに傾いているのだそうだ。
他方、国際数学オリンピックのメダリスト7人を含むような超エリート集団のイギリス系ヘッジ・ファンドが、日本株の「空売り王」と呼ばれるぐらいの大量の空売りを増やしているのだそうで、同じ業種内での裁定取引のポジションを膨らませているとのこと。
郵政3銘柄は連日の大盛り上がり。
東証1部上場銘柄の売買代金の10~20%を占めるほどの盛り上がり方なのだそうだ。
「こんな状況にヘッジ・ファンドが目をつけないハズはない!」とも推測できるわけです。
ヘッジ・ファンドとは大量の資金を戦略的に使い、他の市場参加者を出し抜いて利益を得る商売なのでしょう。また、郵政3銘柄の大盛り上がりの買いが、価格に係らず続くとは考えにくい。
「郵政3銘柄を買い煽り、大きく買いが入ったところで、ドッカーンと売り崩す」そんな戦略なら、「年末に向けての挽回に間に合うかも」と考えてもおかしくないように思う次第。
イギリスの「空売り王」だって、参戦してくるのかも知れない。
もちろんただの勝手な推測です。
・・・・・・それでも、「この先、年末に向けて日本株は、再び”鉄火場”と化すのかも知れない!」みたいな気もするわけで、あっと言う間に火傷させられちゃいそうな取引って・・・・・オトロシィ(汗)
中国市場での動きのおかしい銘柄を「妖株」と呼ぶのだそうですが、ヘッジ・ファンドがこの残り少ないわずかな期間に大博打を仕掛けてくるとすれば、その空中戦の妖株ウォッチに徹するしかないのかも知れません。
それでも極端な値段が付いたときには、そのときこそ個人投資家が再出動するべき時なのだと思う次第です。
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