“2015年3月”の記事一覧

SO2無添加のカバ アルタ・アレーリャ

スペイン バルセロナ近郊のワイナリー 「アルタ・アレーリャ」 の

ティスティング・セミナーに参加しました。

 

バルセロナから20kmほどにある アレーリャ村にあるワイナリー。

オーナーのホセ・マリア・プホル氏は

ヴェルモットで有名なマルチニ・ロッシで

スパークリングワイン部門の技術責任者をしていました。

 

1991年から 葡萄畑を開墾し、

2001年が初リリース。

現在、スパークリングワインであるカヴァから

スティルワインや デザートワインなど

この アレーリャの 土地の テロワールに 根ざしたワインを

造りだしています。

その味わいは 例えば、 従来のカジュアルなカヴァのイメージを

覆すような とても エレガントで スタイリッシュなもの。

 

世界TOPレストラン・ランキングで NO.1に輝く

スペインの「カンロカ」でも 愛飲されているんですって。

 

今回のティスティング会で

改めて その味わいに 驚きました!

 

「アルタ・アレーリャ」とは  アレーリャの上 という意味。

海岸からそりあがるような斜面に葡萄が植えられています。

ワイナリーのある場所は、

国立自然公園に囲まれていて

自然保護地区に指定されています。

葡萄栽培も ワイナリー設立当初から

ビオです。

地元 カタルーニャの有機認証も取得しています。

 

このアレーリャ村は バルセロナの避暑地的場所で

東京でいえば 葉山のような感じだそうです。

「アルト・アレーリャ」も

ワインツーリズムに力を入れていて

自家用機での着陸もできるようになっているとか。

 

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今回 オーナーの長女ミレイラさんが 来日し

お話してくださいました。

そして 解説は

ミシュラン3つ星レストラン

「サン・パウ」東京店のシェフ・ソムリエ

菊池貴行 さん。

 

 

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とても 為になる 楽しいセミナーでした。

 

 

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ティスティングしたワインは 6つ。

そのうち カヴァ が 3種。

特に 今回 注目は

カヴァ初の SO2 無添加 の

「ブルエル・ブルット ナトゥーレ」。

ドサージュも ゼロなのですが

完熟したチャレロを使用しているからか

さわやかで フルーティな印象がいっぱい。

フィネスもあって とても美味しいです。

 

SO2 を 無添加にするためにどんなことを

しているの?と 質問してみました。

先ず 「選果」

収穫した葡萄に 傷がないかをチェックし

状態の良いものだけを 使用

そして 「清潔に」

それから「クリーンさを 保つために ドライアイスなどを使う」と

仰っていました。

あとは 「企業秘密」 だそうです(笑)

 

 

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プレステージのカヴァ

ミルジン 2008 は

ソムリエの菊池さんのご提案で

少し大ぶりのグラスで 供されました。

これ

実は ティスティングセミナーの前に

飲んだ時は 正直 高い値段の割に

美味しくないなあ と思っていたのです・・・。

菊池さんは この カヴァを

温度やグラスなど 何が適するか

1時間半ほどかけて サンパウで検証した

と 仰っていましたが、

セミナーで飲んでみて びっくりしました。

とっても 美味しかった!!!

最初に 飲んだ時と 全然違う!

ソムリエの仕事ってすごいなあ と思いました。

菊池さんに 直接 この感動を 言いたかったです。

サンパウ 行きたいなあ。

 

この「ミルジン 2008」

葡萄は シャルドネ60% ピノ・ノワール40%。

ステンレス、木桶で 醸しにて 発酵させた原酒を 36か月瓶内2次発酵・瓶熟させた

高級シャンパーニュにも 負けない プレステージ カヴァ。

でも シャンパーニュだったら この値段では 飲めないでしょう。

ソムリエの菊池さんも

食前酒から 食中酒として、 白身の肉や 食後のチーズまで 合わせられる

上質のカヴァ と 仰っていました。

 

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ギフト用としても 最適で、ボトルもお洒落!

スペインの人気 ジュエリー・デザイナー エンリック・マホラルの

シルバー・ネックレスが ついている ミルジンも あります。

 

 

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女性へのプレゼントには最適。

輸入会社の男性社長も 似合っていましたよ!

 

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最後にティスティングした

甘口のデザートワインも とても美味しかったです。

 

 

 

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チャレロ(パンサ・ブランカ)100%でできたワイン

名前は ブラン・デ・ネウ (白雪)

ソムリエの菊池さんも

「チャレロの甘口なんて 珍しい

香りも複雑で 酸味があるから 飲み疲れないし

イチゴのタルトにあいますね。」

と 仰っていました。

私も まったく同感!

ほんとに イチゴタルトに 合いそうな

爽やかな甘さです。

 

今回 「アルタ・アレーリャ」のワインを

じっくりと ティスティングしてみて

しっかりとした ワイナリーのコンセプトと

味わいのバラエティに広さに感心。

この 感動を 次回 ステップのワイン会ででも

お伝えできたら と 考えております。

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

「八一(やいち)無ろか 特別純米生原酒」 試飲販売のご案内

 

 

この週末にご試飲いただける、長岡の「無ろか生原酒」のご案内です。

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【八一(やいち) 無ろか 特別純米生原酒】 AL18% 長岡

上品さのある淡麗な味わいで、なおかつ旨みのあるのが越後酒の特徴だと思います。

この「八一 無ろか」は、そんな越後酒らしさが感じられる、上品で淡麗ながら旨みもある、ちょうど良い塩梅の味わいと言える酒ではないでしょうか。

その越後酒らしい上品さのある味わいは、一杯目よりも二杯目の方が、ますます美味しく感じられるような清楚さのある魅力を感じます。

・・・・また、そんな絶妙さが、「やっぱり酒は新潟に限る!」などと言わしめるところではないでしょうか。

たぶん、そんな酒を通好みの酒と呼ぶのでしょう。

 

ぜひぜひ、この機会にそんな通好みの酒を、酒倶楽部ステップでご試飲してみて下さい。

お待ちしております。

 

 

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グランヴァン(ほとんどボルドー)市場はオランダのチュウリップになるのか?その44

 

 

グランヴァン(ボルドー高級ワインがメイン)価格は、ブラックマンデーすぐ後の1988年からインデックス・ベースで2011年6月まで約20倍に高騰。

ピーク時にはシャトー・ラフィット・ロートシルト2008ヴィンテージのボトルに、当時最大の販売先であった中国の繁栄の意味「八」を刻むとのニュースが伝わったことから、ラフィット2008が大きく買われ、グランヴァン市場の価格を一気に押し上げて相場のピークを形成。

その後は中国でのバブルの縮小と歩調を合わせるようにボルドーワインは値を下げ続けた。

中国が主導したボルドーワイン・バブルは2011年6月をピークに崩壊した。

今後は、「はたしてグランヴァン市場はバブル崩壊を乗り越えたのか?」みたいなことを酒屋のオヤジなりに推察したいと思います。今回はその44回目。

feb15古酒

 

 

 

 

 

 

 

 

【グランヴァン(ほとんどボルドー)・インデックスの2010年2月から2015年2月末までの推移】

2月のワイン・インデックスは、中国が春節に入る直前に高値を出し、その後に約1%程のセットバック。1月末の水準からは1%弱の値下がり。

短期的には、今年の干支である ひつじラベルのトップ・ブランド、シャトー・ムートン・ロートシルトがけん引した春節相場は、材料出尽くしとなったようだ。

それでもワイン市場の下げ止まり感はコンセンサスとなり、ワインコレクターやワイン投資家が市場に戻って来ているようで、底堅い推移となっている。

超がつくほどの富裕層が多いアメリカや中国、ワイン・コレクターが最も多いとされるイギリス、それらの国々での最近の株高やユーロ安が、ワイン市場のセンチメントに好影響を与えているとみられる。

最も市場で注目されているのが2005年ヴィンテージのボルドーワイン。今後パーカースコアなど、評価の上方修正が予想されており、現在の価格水準にはまだアンダーバリューの感があるようだ。

また、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2010年ヴィンテージが、非常に高い評価を受けたことから堅調な価格の推移となっている。

この春の2014年ヴィンテージのアン・プリムールに関しては、アメリカのバイヤー、中国のバイヤーともに興味を失っているようで、余程の魅力的な価格でない限り積極的には動かないと見られている。

それよりも、既に瓶詰めされて製品化されているワインで、割安感のあるものが注目されている様子だ。

 

先日、幕張で開催されているフーデックス・ジャパンに行ってきました。

フランス・コーナーでは、ボルドーのネゴシアンさんが、新しいワイン投資の王様ワインとも呼べる100ポイントワイン、「シャトー・オー・バイイ2009マグナム」を、表にど~んと飾ってありました。

そして、それを見た銀座あたりのナイト系な雰囲気のご婦人が、そんなワインを試飲させろと迫っておりました(汗)!

ネゴシアンが香港、中国だけでなく、日本にもついに注力し始めたことを感じたと同時に、「またバブリーな高級ワイン人気が日本に蘇りつつあるのかも!?」などと感じた次第です。

世界的な株高は、より厳選されたワイン・ブランドとヴィンテージのサポート役となるようです。

 

 

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夢のコラボ スペイン&フランスの食を堪能

昨日 SOPEXA JAPON 主催の

フード・ビジネス ネットワーキングパーティに 参加してきました。

 

スペイン 2013年ミシュラン一つ星を獲得したオーナーシェフ、Ivan Cerdeno と

代官山にある有名フレンチレストランのオーナーシェフ Andre Pachon

のコラボ料理が楽しめるとことで

久しぶりのウキウキ気分で 代官山のヒルサイドテラスへ。

 

恥ずかしながら 20年位ぶりの代官山。

会場のヒルサイドテラスまで

ちょっと迷ってしまいました・・・。

 

パーティ1

 

 

 

 

 

Ivan さんと Andre さん

 

 

Ivan さんの店はスペイン トレドにある

El Carmen de Montesion

Andre さんの店は 代官山にある

レストラン パッション

 

 

ワイン以外の食品関係の方も

多く参加されているようで

とても ごった返していました。

 

パーティ3

 

 

 

 

 

 

 

スペインとフランスのワインたち

 

 

パーティ2

 

 

 

 

 

 

 

キレイなオードブル!

 

 

ワインと料理のマリアージュを

いっぱい楽しむことができました。

 

パーティ6 パーティ7

 

 

 

 

 

 

 

Ivan さんの 料理のレシピも頂きました!

 

 

ステップの料理担当が ワイン会で再現してくれることに期待・・・。

 

特に人気だったのは これ!

 

パッションのカスレ

 

 

 

 

Andre Pachon さんの 有名なカスレ。

 

すごく美味しくて感動でした。

 

 

カスレとは フランス南西部、ラングドック地方の郷土料理。

白インゲン豆と肉類を グツグツと煮込んだものがカスレ。

それぞれの地方によって、煮こむお肉が違うそうです。

Pachon さんは このカスレを日本に広めたことでも有名。

 

このカスレ、家庭でも簡単にマネできると思います。

(そんな気がします)

ただし、 Pachon さんほどの美味しさになるには難しいかもしれませんが・・・。

 

もし、カスレをご家庭でつくったら

フランス ラングドック地方の 赤ワインを 合わせてみて下さい。

ステップでの 今のおススメラングドックワインは 下記の3つ。

どちらも自然派で

熟した果実味と 柔らかい渋味、心地よいスパイシーさがあって

まさに カスレなどの肉料理にバッチリ合いますよ!

コルビエール

 

 

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「酒粕(さけかす)」この時期のは香が素晴らしい~

 

 

一般的に、 いわゆる地酒の手造り蔵では、吟醸などの高級酒の仕込みを、一番寒さの厳しい2月ぐらいに行います。

だから、この時期に出てくる酒粕は、香りがホントにいい。

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【長岡の高橋酒造さんの酒粕】

写真の酒粕は、おそらく特別純米かそれ以上のランクの酒粕だと思います。昨日入荷しました。

香りがすごくイイんですね。

いわゆる、酒粕臭さがなくて、吟醸酒のような花や果実のような香りがします。

酒粕ファンの方々には、この時期の酒粕を特におススメしたいと思います。

 

きのう、うちの女房殿が酒粕を使った 酒まんじゅう をつくってくれました。

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なんでも酒粕に牛乳、お酒、ホットケーキミックスを加えて、中にアンコを入れて蒸し上げのだとか。

たぶんお酒のアテにはなりません。

しかし、酒屋のオヤジが最近ハマッっている緑茶のお茶請けとしては、その適度なクセがたまらなくイイのです。

飲んべーでも、緑茶と一緒に、「ほうべたがほろけまするな~♡」なひと時でした。

 

 

※こちらの商品は現在取り扱いがない場合があります

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