“2011年”の記事一覧

「シャルドネ・ワイン」はオーストラリアがおススメ!!

ワインの専門家達により最高級オーストラリアン・シャルドネ・ワインのテイスティングが行われました。

 

主催したのはワイン専門誌の「デキャンター・マガジン」。オーストラリアの涼しい気候の地域から2007~2009年ヴィンテージの116の最高級ワインが集められテイスティングされました。

選ばれた地域はエデンバレー、マーガレットリバー、タンバランバ、ビーチワース、アデレードヒルズ、ヤラバレー、モーニントン半島、ジーロング、タスマニア、ハンターバレー。

テースティングに参加したのはワイン・コラムニスト、ワイン・コンサルタント、ワイン商、マスター・オブ・ワインを持つワインの教育関係者、大手ワイナリーの専門家の方々。

一般的に高級オーストラリアン・シャルドネ・ワインに対して人々はあまり良いイメージを持っておらず、美味しいシャルドネといえばフランスのブルゴーニュを選択するようです。しかし、あまり知られていませんがオーストラリア・ワインは変わりました!

ワインの専門家達は、今回のテイスティングで、オーストラリアの最高峰のシャルドネはブルゴーニュのトップにあるシャルドネと同じぐらい素晴らしいとコメント。また、シャルドネはオーストラリアで最高の品種であると確認できたとのこと。

テイスティングに参加した専門家達は、オーストラリアン・シャルドネ・ワインのフレッシュさや複雑味のある果実味や風土の味わいの素晴らしさを賞賛したのだそうです。

オーストラリアン・シャルドネ・ワインの、このところのルネッサンスともいえる変化は業界では知れれていたことなのだが、一般的には、まだまだオーストラリア・ワインに対してのイメージはパッとせず、味わいが重たく、アルコールも高く、樽の味わいも出過ぎのコッテリとした印象があるようです。

今後、オーストラリアワインの変化にメディアが注目するシーンが多くなりそうですね。

今回テイスティングされた中で最も高い評価を受けた5つのワインに5星デキャンター賞が授与され、29のワインをハイリー・リコメンデッド、70のワインがリコメンデッドとなりました。

5星デキャンター賞受賞ワイン。

*「バード・イン・ハンド ネスト・エッグ アデレードヒルズ 2008」スモーキーオーク、ナッツ、プラリネの素晴らしく豊かな芳香。

*「ギアコンダ ビーチワース ヴィクトリア2008」 ナッティーなバタースコッチ繊細なアロマ。

*「キラービー マーガレットリバー WA2009」エキゾチックなイチジクやメロン、ナッツ、蜜のアロマ。

*「エバンス&テイト マーガレットリバーWA2009」蜂蜜や繊細な野生の花の洗練された素晴らしい複雑さのあるアロマ。

*「ステラベラ マーガレットリバーWA2008」ミネラル感があり蜂蜜などの複雑なブーケ。

オーストラリア・ワインはクオリティー重視の方向へ変化しているようですね。シャルドネだけでなくモーニントン半島やマーガレットリバーのピノ・ノワールのクオリティーもかなりの実力だと聞きます。”オーストラリア・ワイン=こってりシラーズ”といった先入観は捨て去り、もう一度オーストラリア・ワインに向き合っても良い時が来たのだと思います。

もう”気軽に楽しむオージーワイン!”ではなく、ニュージーランドやカリフォルニアと同じくベストを楽しむためのオーストラリアワインとなりそうですね。またフランスのグランバンと違い天候が比較的安定しているためか”ヴィンテージがどうのこうの・・・・!”という話題にならないのも良いですね!!(今年は一部サイクロンで被害を受けているのですが、オーストラリアは広いのです。)

 

 

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「カルヴァドス」アップル系のスイーツづくりの必需品!

リンゴのスイーツづくりには欠かせません。

Calvados Morin Selection カルヴァドス・モラン・セレクション AL40% 700ml 2,100円

ここ蕨でお菓子教室を主宰されている人気の先生がおられます。その教室でリンゴ系のスイーツが題材になると、その後にカルヴァドスを購入されるお客様が酒倶楽部ステップにご来店されるんです。大変にありがたいことに、その人気の先生がステップを紹介して下さいます。

やっぱりリンゴ系のスイーツにはカルバドスの相性が良いようですね。

スイーツづくりに関しては、まったく詳しくはないのですが、アップル系スイーツの代表ともいえる「タルトタタン」の場合、最初に皮をむいて適当な大きさに切り分けた生のリンゴをバターと砂糖でソテーします。その最中に頃合いを見はからって香り付けのカルヴァドスを加えるのです。アルコールが燃え上がるため注意が必要ですが、このひと手間でワンランク上の味わいのスイーツになりますよ。

カルヴァドスとはフランスのノルマンディー地方北部で造られるリンゴのブランデー。リンゴの発泡ワインであるシードルを蒸留して樽で寝かせたもの。リンゴの豊かな風味が広がります。

また、カルヴァドスはコーヒーやスイーツとの相性も良く、エスプレッソと一緒にストレートでチビリチビリとやるのも通な楽しみ方の一つ。その場合、石原裕次郎さんが手にして似合いそうなブランデーグラスに注ぐのが理想的。手のひらで温めながらグルグルと回し、やおら香りを楽しみながらやるのがベストです。コーヒーは好みですが、濃いエスプレッソにたっぷりのお砂糖を加えたものが良いですね。

今回ご紹介している「カルヴァドス・モラン・セレクション」はカルヴァドスとしては、かなりお得なお値段だと思います。スイーツやお料理の隠し味として試してみて下さいね。

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「ニューアフス1973年産」旨い長期熟成の清酒といえば!!

長期で熟成させるために造られた清酒、1973年産です。

長期熟成酒 (清酒) ニューアフス 1973年産 AL17~18% 720ml

酒倶楽部ステップの秘蔵品の一つといっても過言ではない逸品だと思います。蔵元の千葉県の木戸泉酒造さんの古酒は確かに美味しいのです。それもその筈、長期の熟成に耐えるこの蔵だけの仕込み方法により造られています。また有機栽培米の使用にも熱心で、酒造業界の持つ常識にとらわれない稀な酒造りをされています。

稀な酒造りとは「高温山廃仕込み」と呼ばれる高い温度で仕込む方法。その仕込みにより非常に力強く、しっかりとしたボディの酒が生まれ、その後長く熟成させることでより良い変化が期待できるのです。

味わいは非常に上品で洗練された辛口のシェリー酒や、紹興酒といった印象。メープルシロップのような焦げ茶色をしているのですが、味わいにひねた感じはなく驚くほどスムーズな飲み心地。清酒古酒という極めて狭いジャンルではありますが、その中の最高峰の酒の一つだと推測されます。

この「ニューアフス1973年」は酒倶楽部ステップに入荷した時より冷蔵保管にて更に熟成しております。知る人ぞ知る銘酒で、購入されるのはそんな方だけ。

38年前の長期熟成古酒です。何かの記念日がありましたらワイングラスに注いで、是非その熟成感を楽しんでみて下さい。残りは少ないです。


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「MY LOVE」バレンタインの裏技!ワインにキスマーク!!

バレンタインの裏技的贈りものに赤ワイン、フランスでも大流行!!

このラベルにキスマーク

「MY LOVE」 マイラブ (赤ワイン) 750ml

バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣のないフランスで大流行したのが、この赤ワイン「MY LOVE」なのだそうです!このラベルの空白は、もちろんキスマークをつけるため。ついでにラブレターをラベルにしたためても、もちろんOK!!

これは、ある意味凄まじいインパクトがあるかも知れません!受け取った男子は「フラフラ!(嬉)」になるか、それとも「退いちゃうか・・・・!(汗)」シチュエーションの設定が大切なようです。それでもインパクトはありますから、効果的な贈り方をすれば素晴らしい成果となるハズですよ。

南フランスにある、このワインの造り手デュペレ・バレッラ夫婦はワイン・メーカーとして注目される新人。有機農法で古木より収穫されたブドウを電気器具を使わない手作業にこだわり醸しているのです。その実力は認められていて、使用する樽にはロマネ・コンティーやシャトー・ディケムで使用されたものを譲り受け使用しています。もちろん、それらの樽は超一流品の最高樽。ワインも美味しいのです。

「MY LOVE」にキスマーク!メッセージも入れて一気に勝負に出る!っていうのも今どきの女子らしいかも知れませんね!ダラダラやっててもしょうがありません!もし成功すれば一気に”できちゃった結婚!!”ぐらいの効き目がありますよ!きっと!

熟年さんの場合は”お肌がツルツル”か!(笑)

勝負してみましょ!!

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「スプリングバンク 10年」べっぴんさんの親父のバレンタインに、やや塩辛いスコッチ!

「モルトの香水」と呼ばれるほど香り高く、シングルモルトの中で一番塩辛いとされるスコッチ・ウィスキー!

SPRINGBANK 10years  スプリングバンク 10年 AL46% 700ml 3,980円(価格は変動する可能性があります。)

チョコレートをアテにしておいしい酒の定番ともいえるシングル・モルト・ウィスキー。このスプリングバンクはスコットランドで唯一、自社で発芽からボトリングまでの全ての管理を蒸留所内で行なうウィスキーメーカーなのです。こだわりは麦芽を100%自社生産、初留釜は石炭での直焚き、変則的な2回半蒸留、最良の樽を使用、冷却濾過を行なわない、アルコール度数は46度など昔ながらの製法。

「モルトの香水」と呼ばれるほどに香り高く洋梨やバニラを想わせます。味わいは、ぴりっとした塩辛さがあり、シナモンやナツメグ、バニラなどを連想させます。後味はあっさりと爽快感のある余韻。評価の高いシングル・モルト・スコッチ・ウィスキーなのです。

バレンタイン・パーティー(女子会)に友チョコをアテにしてワイルドにスプリングバンクをやるのも状況によっては良いかも!また、娘さんからチョコレートをもらう親父さん達にも、このやや塩辛さがあり複雑味のあるスプリングバンクは、娘さんへの思いにも通じるところがあるのではないでしょうか。

私事で恐縮なのですが昨年のバレンタインデーは驚きました。うちの長男が初めて手紙付きで手づくりチョコレートをもらったのです。しかもお相手は、ご近所のマドンナ的存在の同級生。それはそれは気立ての良い子でべっぴんさん。しかも優秀!

さー驚いたのは長男のとうちゃん、かあちゃん!何でうちの長男なの???って!長男のかあちゃんはもちろん大喜び!翌月のホワイトデーまで、手づくりクッキーのつくり方、手紙の書き方、お礼の言い方などなどを、しつこくしつこく嬉しそうに教え混んでました!(笑)

とうちゃんの方は「長男も意外に外では頑張ってるのね!(アッパレ)」などと感心すると同時に、「子供の頃にこんな事があると、大人になってからは何もないんだよね!ケケケ・・!」なんて、やや冷めて考えちゃいました。長男にとっては「バレンタインってこんなに大変なの!?」って思ったハズです!(笑)

そのご近所のマドンナのご両親も「何であいつなんだ!?」ってホントは思ったかも知れません。またその時、ついでに娘さんは手づくりのチョコレートを親父さんにもあげたかも知れません。話が長くなりましたが、そんな時に親父さんにおススメなのが、このちょっと塩っぱいスプリングバンクなのです。涙の味とまでは行かないのですが、微妙なせつなさにグッとくる味わい。気立ての良い娘を持った耐える親父の心にしみる味わいなのです。

この季節、花粉症対策には泡盛。べっぴんさんの親父のバレンタイン対策にはスコッチ・ウィスキーですよ!!


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