“2011年”の記事一覧

「ザ・ファイマス・グラウス・GR12年」スコットランドで最も人気のウイスキー!

スコットランドで最も人気の高いウイスキーです。

The Famous Grouse Gold Reserve  12years ザ・フェイマス・グラウス・ゴールドリザーブ12年 AL43% 750ml 2,200円(価格は変動する可能性があります。)

「ザ・フェイマス・グラウス」の誕生100周年を記念してリリースされたウイスキー。最高のモルト・ウイスキーだけをブレンドした味わいは、非常に口当たりがよく滑らか。「シルク・オブ・スコットランド」と称される程なのです。

手ごろな価格で、「シーバスリーガル12年」や「ジョニーウォーカーブラック」のように普段飲みで気軽に楽しんで頂ける飲みやすいウイスキー。オン・ザ・ロック、ハイボール、水割りと好きな飲み方で楽しんで下さい。

製造元のマシュー・グローグ社は、1800年創業の老舗。スコットランドの国鳥であるグラウス(雷鳥)の名を付けて販売したのは1897年のことだそうです。当時、イギリスやスコットランドの上流階級の間ではスコットランドでのグラウス・シューティングが流行しており、こうした上流階級にアピールするためにつくられたウイスキーなのだとか。

その思惑は大当たりして、グラウスの名を付けたマシュー・グローグ社のウイスキーは本当に有名になり、名前を”ザ” ”フェイマス” ”グラウス”と変更したのでした。

その後、1970年にはハイランド・ディスティラリー社の傘下に入りました。同じ傘下のハイランド・パークやタムデューなどの優良モルトを豊かに使えるようになり、味わいは更に良くなり売れ行きも更に伸びたのでした。

本場スコットランドではトップシェアを維持しており、その品質の良さは英国王室御用達の栄誉を得ている程なのです。

普段飲みで一日の終わりにウイスキーを楽しむなら、あまり個性が主張していない飲み疲れしない、むしろくつろがせてくれるような滑らかな味わいで、しかもお手頃価格のものかいいですね。それがザ・ファイマス・グラウスだと思います。しかも”ゴールド リザーブ”ですよ!

ネーミングが素晴らしいだけではありませんよ!お試し下さい!





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ワイン投資の王道!!

今、ワイン投資で最高のパフォーマンスをあげようとすれば、そのカギは間違いなく中国の動向ですね!

写真とイラストの意味が分からないかも知れませんが、「パンダ(中国)がブル(強気)でラフィット価格をあげる!」ってことです!(汗)

現在、ワイン投資家の間で注目されているのがボルドーワイン2010年ヴィンテージの価格動向。2010年は通常の年よりも収穫量が少なく、かつ品質はとても良いと判断されているようです。

と言うのも2009年は最も素晴らしい年の一つとなり、その需要は非常に強く、価格はその前の最も素晴らしい年の一つである2005年ヴィンテージがリリースされた時の倍の価格となってしまったのです。2010年ヴィンテージも現在の状況が続けば、当然2009年を上回るぐらいの価格となる可能性があるのです。

ではなぜワイン投資といえば高級ボルドーワインなのか?投資の対象となる高級ワイン市場は200-300種類の限られたワインしかありません。しかも、ほとんどはボルドーワイン。これは投資の対象となるだけの量が確保できるからなのです。

例えば非常にレアワインで知れれるカリフォルニアの「スクり―ミング・イーグル」を入手しようと思えば、そこのメーリングリストに加えてもらわなくてはなりません。そこで初めて年に3本程度の入手が可能となります。入手してそのまま転売するだけで少なくとも投資額は倍にすることができるでしょう。しかしある程度のまとまった資金を投資しようとすれば、それはほとんど不可能なことなのです。

ワイン投資の方法には古くから伝わる伝統的な方法があります。たとえば3ケースのワインを購入したとします。3~5年の間寝かせて2ケースだけ転売し、その資金で新しいヴィンテージのワインを3ケース購入します。最初に購入した1ケースは自分で楽しんでもいいし、予想以上に価格が値上がりしたときは転売もできます。この方法を継続して行くのです。

日本の場合、現実的には利益に対して税金を支払わなくてはならないため同じ様に行うのは難しいのですが、現在最もホットなワイン市場である香港などでは可能な方法となるのだと想像されます。

ワイン投資のコツを専門家は「ワインの価値を最大限にすることが、ワインの量を最大限にするよりも大切!」と言っています。つまり、もし100万円のワイン投資を行なう場合、1ケースを100万円で購入する方が、10ケースをそれぞれ10万円で購入するよりも良いということ。管理のコストや各種の手間も少なくて済みます。

伝統的にベストなワイン投資先は、最高の生産者から良い年のワインを購入することですが、最近では有名ワインのオフヴィンテージやセカンド・ワインでも投資としては魅力的なリターンが期待できます。例えばCh・ラフィットロートシルトのセカンド・ワインであるカリュアド・ドゥ・ラフィットも中国からの人気で価格は非常に堅調に推移しています。

現在、香港を中心に沢山のワインコレクターやワイン投資家が存在しますが、この方達はワインのことだけ見ている訳ではありません。アートや不動産、金、株・・・・・・などなどの資産のポートフォリオの一部としてワインを保有しているのです。2008年のリーマンショックでは約25%のワイン市場の調整を経験しましたが、その後は勢いのあるリカバリーとなり、昨年は他の投資商品を引き離す程の素晴らしいパフォーマンスとなりました。

スイス銀行のようなヨーロッパの伝統ある大手金融機関では大昔から資産のポートフォリオの一部としてのワインの保有を提案してきたのだそうです。ハイパーインフレが懸念される新興国を中心に、富裕層のワイン投資は、そのパフォーマンスの素晴らしさから金などと同じく資産ポートフォリオの主要商品の一つとなる可能性があるのです。

5年~10年程前、国際原油価格はそれまで1バーレル$30あたりが最高値圏のイメージがありましたが、状況が変わると一気に1バーレル$150あたりまで上昇しました。高級ワイン市場も今、それぐらいの状況の変化が到来しているのかも知れませんね!

 

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「拉菲酒庄」Ch・ラフィットロートシルトはなぜ中国人に人気なのか?

なぜ中国人はCh・ラフィットロートシルトばかり追いかけるのでしょうか!?

 

高級ボルドーワインの人気は引き続き堅調で価格は右肩上がりを継続しております。中でも他を大きく引き離してボルドーワイン市場を引っ張っているのがCh・ラフィットロートシルト。

なぜか?Ch・ラフィットロートシルトが中国人ワインコレクターに強烈に人気があるからなのです!

話によると中国人ワインコレクターは銘柄には注目するのですが、ヴィンテージにはそれほど注目しないのだとか。ただ2008年のように縁起の良い数字が付くと強い興味を持つようです。

まず、Ch・ラフィットロートシルトを中国語表記にすると「拉菲酒庄」となり、中国人にとって好印象の字なのだそうです。

もともと15年程前に中国の輸入業者がCh・ラフィットロートシルトを輸入し、人々に広めていったのだそうです。中国語表記の好印象も手伝って人気となりました。そして1990年代の後半には全てを売りつくし、販売する在庫がなくなってしまったことがありました。

そうなりますと、中国国内でCh・ラフィットロートシルトを欲しい人が増えたにもかかわらず国内では手に入らなくなり、余計にCh・ラフィットロートシルトに対する欲求は強くなったのだそうです。そこで、その需要に応えるべく中国の輸入業者がヨーロッパなどで熱狂的に買いまくることとなったのです。

また中国政府の公式ワインにも採用されました。

Ch・ラフィットロートシルトこそは中国で最初にラグジュワリーワインとして知れ渡った、グッチ、ルイ・ヴィトン、ティファニーと同じくワイン番の高級ブランド品なのです。

また、ハイパーインフレが懸念される環境下で、資産運用のポートフォリオの一部として保有する富裕層も多く現れたました。その結果、一番好成績の資産運用先となり、更に需要を増やす状況となったのです。

こうなると、「価格が上がるから買うんだ!!」みたいな気性の荒い中華系特有の資金も入って来ている模様。だからこそ中国人以外は手が出ないような価格になっているかも知れませんね。

世の中の全てのCh・ラフィットロートシルトは香港、上海のワインコレクターやワイン投資ファンドに集まってしまいそうな勢いです!

そして資産運用のポートフォリオの見直しを迫られた時には、ワイン市場は調整期へと向かうのだと思います。しかし、アジアを中心に新たな富裕層は増加しており、誰にとっても割安感のある水準への価格調整は起こりそうもなさそうです。

次回はワイン投資に注目してみたいと思います。

 

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お燗で旨い赤ワイン!

ホットワイン(温めたワインに砂糖やスパイスを加えたもの)は一般的ですが、色々と加えなくてはいけません。何も加えずにお燗にして旨い赤ワインはないかとお遊びで試してみたのです。

ホットワインではお砂糖や蜂蜜を加えるのですが、プレーンをお燗にするには、あまり渋味のない味わいが強調し過ぎない軽めの甘みのあるワインが良いようです。国産のコンコードなんかが比較的好感触。

果実味のしっかりした味わいでは、温めると渋みの刺激が強くなりすぎちゃって良くないですね。

お燗ワインが清酒の燗酒よりも優れているところは、酸味がきれいなところ。キレも極めて良いのです。アテにするお料理が油分を含んでいると、お燗ワインのきれいな酸味と調和してなかなか良い感じでした。

あまりにも中途半端な試みなのですが、今のところお燗で旨い赤ワインは、軽くて甘みのあるものが良いようです。たぶん国産のお手頃価格のワインで色々と比較してみるのが良いのではないかと思われます。

もう一つ、お燗赤ワインの良いところがありました。アルコール分はいくらか抜けているはずなのですが、顔や体がポカポカして来て、気のせいか酔いが回るのが早いような。ある意味コストパフォーマンスが高いようです。

最後にコーヒーでも飲むかの様に、果実味がしっかりしている系の赤ワインを温め、ハチミツを加えて試してみました。レンジで温めただけなのでアルコール分は残っています。渋味が立ってしまうため、ハチミツはたっぷりと入れた方が良いようです。

通常のホットワインに加えられるようなハーブやスパイスがないため、赤ワインとハチミツのみ。味わい的にはやっぱり何かフレーバーを加えた方が良い感じです。やはり昔から続けられてきた方法はベストなのかも知れません。それと、赤ワインを温める時は鍋に入れてアルコール分を飛ばしてしまう方が良いようです。

そうでないと体がポカポカするのは良いのですが、やっぱり酔いが早く回っちゃって、あっという間に眠たくなってしまいます。やっぱり、のんべいさんにとってはある意味、素晴らしく歩留まりが良いと言いますか、コストパフォーマンスが高いようです!(汗)



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「ラオ・カウ」泡盛のルーツか!

タイ少数民族秘伝の蒸留酒の記事が、朝日新聞に掲載されておりました。泡盛のルーツのようです。

朝日新聞より

タイ北部のクンキョの少数民族シャン族に古くから伝わる蒸留酒で、タイで主食として食べられているもち米を材料に造られているのだそうです。透明で、米の甘みとアルコール度数の強さは泡盛に似ているのだとか。

シャン族が酒と言えばこの「ラオ・カウ」。生のまま飲むのだそうです。新聞内の写真は身体中に伝統の入れ墨を入れた酒屋さんで、仲間で造った「ラオ・カウ」をナイロン袋に詰め20バーツ(約54円)で小売りしているところ。

酒屋のオヤジも以前フーデックスの展示会で、似たような東南アジアの蒸留酒を試飲したことがあるのですが、これがまた泡盛と味わいがよく似てるんです。そこで気になってインターネットでその辺りのことを検索してみたんです。

ある方のHPによると、蒸留酒のアイデアはギリシャのアリストテレスから始まりアラビアで蒸留酒技術が開発され、ロシアやヨーロッパへ伝わったようです。キリスト教の伝道師、セント・パトリックが蒸留技術を伝えたとの説もあります。

その後、地中海経由でインドやインドネシアに伝わりタイにも伝わったらしい。そこから日本へと伝わったらしいのですが、当時の沖縄は琉球王国でありタイ王国から直接伝わったようです。

それから現在に至るまで泡盛の原料にはタイ米が使われています。これが日本のお米だと、なぜか味わいがいまいちなんですよね。

日本本土へはタイから中国、朝鮮半島と伝わり西日本に伝わったらしい。たぶんこの辺りではしばらく時間がかかり、泡盛とはちょっと違った製法の焼酎へと変化して行ったのかも知れませんね。

面白いのは紀元前に蒸留技術を開発したアラビアではお酒が禁じられ、各地に広まった蒸留方法はブランデー、ウイスキー、ウォッカ、ラム、焼酎、泡盛と様々なお酒へと変化して行き、蒸留法が伝わって行くたびに洗練されたお酒へと変化して行ったこと。興味深いですね。

ちなみに沖縄の伝統酒「泡盛」の味わいは「ラオ・カウ」などの東南アジアの蒸留酒に似てはいますが、泡盛の方が遥かに洗練されていて美味しいと思います。でも原料はタイのお米でないと美味しくないのです。これは、お酒に対しての世界観というか考え方の違いでしょうか!?


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