“2011年”の記事一覧

世界の食品いろいろ!!

食品の展示会シーズンです。世界にはいろんな食べ物、飲み物がありますね!

         

上の写真はウズベキスタンとモルドバの極甘ワインです。写真左側のウズベキスタンのワインは熟成されており、甘口のシェリー酒のような味わい。右側のモルドバのワインはアイス・ワインでピュアーな味わい。どちらの国でもワイン造りの伝統は古くからあるのだそうです。

前から気になっていたイギリスのスパークリングワインもテイスティングすることができました。マスター・オブ・ワインを有するワイン・コンサルタントの方が来られて説明して頂きました。ロンドンに近い西側で造られたもので非常にレベルの高いスパークリングワインだと感じました。価格もそれほど高くはありません。ロゼ・ワインも持って来られていたので試飲させて頂きましたが、こちらもピュアーでみずみずしい味わいで本当に美味しかったです。


ワイン・メーカーはフランスやイタリアから大勢参加されていました。どれも水準が高く美味しいのですが、まだ日本へ輸入されてない物ばかり。日本への輸出の窓口を求めて参加されているのですが、こちらはちっぽけな街場の酒屋。気持ちは分かるのですが、こっちにとってはタダで売ってもらっても、コストなどを考えると日本市場で戦うのは難しい感じなのです。もったいない!だけどどうにもなりません!

ビックリしたのはルーマニアの熟成ニンニク。色は真っ黒でにおいはありません。そのまま食べれて、食べると果物のようなフルーティーな味わい。いくつでも食べれる感じです。食前酒のアテにしたり、お料理に使ったりするのだそうです。この熟成ニンニクには炭酸飲料のジュースもあり、普通に美味しいのです。

熟成ニンニクはオリーブのように、近い将来に日本で人気になるかも知れませんよ!

休肝日に良いな!と思ったのが南アフリカのメーカーのハイビスカス・ヴィネガー。アメリカでは賞をもらっているほどの実力。適度なヴィネガーの刺激があり、複雑味のあるエレガントな味わいは休肝日にお酒の替わりに飲むのにピッタリ。健康にも良いのです。

美味しいものが集まって来て、試食や試飲をさせて頂きました。でも彼らの期待に応えられないのはちょっと心苦しい感じがします。

いくら品質が良くて、美味しくて、リーズナブルな価格でも、ものを売って商売にするのは本当に難しいですね。先日、コンサルタントの先生がセミナーで言っておられました、「もう世の中には特別な商品はほとんど存在しない。だからものを売るには”伝える心”よりも”応える心”が大切!」と。

街場の酒屋には”応える心”の方が大切なようです!

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「ピノ ノワール」千円台で高評価の南仏ワイン!

南仏ラングドッグから来た極上ピノノワール。しかも値段は千円台です。

Chemin de Marquiere Pinot noir 2009 シュマン ド マルキエール ピノノワール 2009年 750ml 1,450円


味わいも良くお手頃な価格のワインを生産するとして注目されている南仏、ラングドッグ地方のピノノワール・ワイン。ラングドッグといえばシラーやグルナッシュが特に有名なのですが、唯一ラングドッグでピノノワール栽培に適した土壌で栽培されました。

中世の雰囲気をそのままに残すカルカソンヌから南に30Kmほどの場所に畑はあります。ピレネー山脈からの寒冷な気候の影響により、ラングドッグの中でも涼しい地域。海洋性の気候と、標高300mというこの畑の位置はブルゴーニュのブドウ栽培環境とよく似ているのです。

ここで15年前より、すご腕ぶどう栽培者であるナンヌ・ジョワイエーズさんによりピノノワールが栽培されていてます。今、畑は160haとなりラングドッグでは最も大きなピノノワール生産者なのです。

そしてジョワイエーズさんのつくるピノノワールの心底惚れ込んだ南仏専門の醸造コンサルタントのグザヴィエ・ロジェさんが、これまでに数々のドメーヌをコンサルタントした経験を活かし、このワインを造りだしました。

フランスの有力ワイン評価本でも大絶賛されており、ラングドックの秘境の、しかもラングドックらしからぬワインであるピノノワール100%ワインについて「繊細でバランスが良く新鮮な果実味と心地良さ、そして余韻、ピノノワールらしいアロマ全てを口の中で感じることができる!」と。

高級ブルゴーニュ・ワインに匹敵するエレガントさと、南仏らしい豊かな果実味が見事に融合したピノノワール・ワイン。この品質で一本1450円ですからピノノワール好きにとっては”買い”の一本ですね!

「これで1,450円なの・・・・・・・・!!」ってビックリする事請け合いですよ!ホント!

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ナパ・ヴァレー・オークションが最高額!!

先週末に行なわれたカリフォルニアのナパ・ヴァレーのバレル・オークションは最高落札額となりました!!

写真はカリフォルニアを代表するワインであるオーパスワン。

オークションの合計落札額は過去最高の2400万ドル近い額を記録し、昨年のオークションに比べ23%の増加となりました。

カリフォルニアの200のワイン生産者の、まだボトルに詰められていない先渡取引でのオークション。米国の景気回復が反映され、ケース単位での平均価格は1,546ドルで、リセッションの影響を受けた2009年から37%、2010年からは20%以上の価格上昇。

ワイン生産者の話では、このオークションの動向はワイン市場の将来を予想するためのバロメーターとなるとのことで、今後数ヶ月、数年とカリフォルニア・ワイン市場は楽観視できる程の改善傾向にあるとのことなのです。2年前の悲惨な市場状況から自信を取り戻しているのが感じられるとのこと。

今回オークションにかけられたワインのほとんどは2009年ヴィンテージのカベルネ・ソーヴィニョン。

また、このオークションでは単一ロットとしても記録をつくりました。有名ワイン評論家であるロバート・パーカーさんから非常に高い評価を得るカルト・ワインの「スケアクロウ」5ケースに12.5万ドルの値段が付いたのです。

競り落としたのは米国ベンチャーの創業者でも中国人実業家でもなく、なんと日本人!アッパレです!

東京にある有名カリフォルニア・ワイン業者のオーナーが競り落としました。曰く「私がオークションに参加したら、気に入った商品は何が何でも落とす!」と強気のご発言!まったくアッパレです!!

酒類業界に一応属している者として思うのは、酒類業界の中にはけっこう資産家の方がおられます。そしてその中にはマンモス級といえるような方もおられるんですよ。ホントに!!

考えてみれば「日本は不況で・・・!」とよく言われますが、日本にはホントに素晴らしい企業が沢山あります。不動産だって海外に比べれば高価なのだと思います。それに見合うぐらいの富裕層はおられるのです。

ちなみに「スケアクロウ」のオーナーは「オズの魔法使い」のプロデューサーであるJ・J・コーンさんの孫にあたるブレッド・ロペスさんと、映画監督でありワイン・プロデューサーのフランシスコ・フォード・コッポラさんの共同所有。天才ワイン・メーカーのセリーナ・ウェルシュさんにより66年の古木から少量収穫されるブドウにより造られるカルト・ワイン。

一次産品の値上がりによる恩恵を受け米国農家を中心に景気が回復していると聞きます。低金利政策による金融バブルは余剰資金を、安全で、利回りが良く、値上がりが期待できるところへ急激に動かします。その選択肢の一つにアートと並んで高級レア・ワインも間違いなく含まれそうですね。

映画「ウォールストリート」のゲッコーさんは言いました「バブルはいつでも起こる!そして今ではインサイダーをする必要もない!」と!

酒屋としては酒に賭けるしかないか・・・・・・・!!(汗)





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「マンステール」チーズ界のクサヤか!くさ旨チーズです。

フランス東部アルザス地方で唯一AOC(原産地呼称統制)に認証されているチーズです。

特徴は”くさ~い!”・・・でも食べるとなめらかで”美味し~い!”

フランス・アルザス地方のチーズ「マンステール」 60g(ハーフカット) 500円

アルザス地方の山中に修道院を建てた修道士たちが放牧を行ないチーズをつくるようになったのが始まりで、元々は修道院という意味を持っていたモナステールから名前が付いたのだそうです。

現地では大変に人気のチーズで、香りは強いのですが、味わいはクリーミーで旨味が凝縮したマイルドな味わい。茹でた皮つきのジャガイモと一緒に食べるのが定番なのだそうです。

またカレーなどに使われるスパイスのクミンシードをまぶして食べることもあるのだとか。レンジで溶かしてパンに添えて食べてもイケます。

このマンステール・チーズをアテにして楽しむお酒の定番は赤ワインですが、チーズと同じ原産地の白ワインでも合うといわれております。熟成タイプのビールでもけっこうイケるのではないかと思われます。

おいしいチーズをたっぷりと使ったお料理を、お気に入りのお酒とともに味わえば、とてもリッチで満足できる食事になりますね。

でも殿方がお酒のアテにしようと購入して、そのまま、もしくは食べかけを冷蔵庫に入れっぱなしにした場合、非常に奥様からの印象が良くなくなる可能性もありますのでご注意を(笑)!これが奥様が購入された場合は問題ないんですがね!(汗)

子供に冷蔵庫を開けさせないための対策としても効き目はバツグンかも!(笑)



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「ホッピー」気候とともにボトムアウトだ!!

春の気配が感じられ、三寒四温の日々がやってきました。こうなると人気の底打ち感を強く感じさせるのがこれ!

ホッピーです!30本入りですが、12本入れの通函(かよいばこ)も用意しております!

昨年ホッピー人気が一気にスパークした感じがありますが、今年も来そうですね!

「新ジャンル・ビールのリニューアルだの、発泡酒のダイエット系だの、本物のビールだのとめんどくせーこと言ってねーで、安くてウマイ、昔から変わらぬプリン体ゼロで、低カロリー、糖質も低いホッピーだ~!」「こちとらいつでもホッピー一本槍でいッ!」ってな勢いでしょうか。

今年のホッピートレンド予想はズバリ家で楽しむ”家ッピー!”。そして飲み終わった空き瓶を酒屋まで持って来ていただければ、ゴミはほとんどなし。ビンはリサイクルされて”環境にも優しいッピー!”となるのです。

それともう一つのトレンドは、ホッピーブラック。通常のホッピーの人気を越えるとは思いませんが、人気は高くなって行くと感じます。

外のホッピーに対して中の焼酎は、何でも好みで良いのですが、やはり定番の「キンミヤ焼酎」が通常のホッピーには最高の組み合わせのようです。

しかしホッピーブラックの中に関しては酒倶楽部ステップで、超お得感を持って量り売りしております樫樽熟成麦焼酎「木精伝説」が、これまたウマイのです。樫樽熟成の持つバニラ系の香味と、ホッピーブラックの持つ芳ばしさが絶妙に調和して高級感ある味わいの黒ビールへと変化するのです。ウマイですよ~!!

と言うことで、身体に優しく、環境に優しく、お財布にも優しく、美味い四方良しのホッピー!今年もご来店をお待ちしております。樫樽熟成麦焼酎「木精伝説」は店内にて無料試飲もできますので、購入する、しないにかかわらずお気軽にお声かけ下さいね。

今年もハッピー・ホッピー・家ッピーで賢く楽しみましょうね!!

 

 

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