「景気」 「スキャンダル」 「企業業績」 「マネーゲーム」・・・・。
株価は結局、様々な情報や市場心理、データ分析も含めた思惑をうけての、市場参加者の売買のバランスによって決まる。
それでも今の市場はAIの影響力が大き過ぎるためなのか、資金力パワーを持つ運用者のマネーゲームになっているような印象をうける。
短期での空売り投機や、プログラムされたAIによる売買が、まるで力業で市場をねじ伏せているかのようだ。
弱腰の市場を売りたたけば株価は値下がりする。そんな状況をAIが学習する。またネガティヴな情報にも事欠かない。
短期の取引で株式市場に参入しようと思えば、企業業績や景気は関係ない。そこはマネーゲームの鉄火場なのだ。
それでも、マネーゲームの豊富な資金量は、株式市場に流動性をもたらす。
また、「株価は常に間違っている」と言われるが、マネーゲームの豊富な資金は、株価を本来的価値から大きく上昇させたり、その逆に理不尽なまでに売りたたいたりする。
何百年も前から繰り返されているようにだ。
もし長期での投資で株式市場に参加するのなら、今のような状況は極めてシンプルに対応すればよいのではないかと思う。
スケールの大きい逆張りに徹して、理不尽に売りたたかれて過小評価されていると思えば買い、説明が出来ないほど値上がりしたと思えば売る。
後は、マネーゲームによる株価の乱高下に振り回されないようにすること。
忍耐が必要ではあるが、単純明快な戦略で生き残れるのではないかと思う。
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投稿日:2018年12月8日
カテゴリー:酒屋の株話
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