今の日本株市場の状況をやや大げさに言えば、”最高のファンダメンタルズ&最悪のセンチメント”だろうと思う。
<写真は日本経済新聞の記事>
最高のファンダメンタルズは企業業績に起因しており、最悪のセンチメントはマクロ経済に起因している。
また、先週は東証の空売り比率が過去最高となったが、多くの市場参加者がレバレッジを高めている状況が市場をより情緒的にしているように思う。
結果として上昇トレンドのなかで急落が起こり、戻りはゆっくりになる。それでも、何かあれば急上昇する可能性もあるのではないか。
企業の価値が安くなれば、魅力のある企業はその事業価値によって買われる。
たとえ日銀の出口戦略が始まったとしても、アメリカが保護主義に傾いても、魅力ある事業が魅力ある価格なら、それは買いなのだ。
マクロのコンセンサスは逆指標などとも言われるが、日本の株式市場はたとえ大幅な急落があったとしても”懐疑のなかで育つ”段階にあるのだと思う。
特に成長企業にあってはセンチメントが熱狂に変わるまで売るべきではないと考える。
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投稿日:2018年3月7日
カテゴリー:酒屋の株話
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