「酒屋の株話」中国の存在感

 

 

日経平均株価急上昇の後、11月ぐらいからは「利食えるものは何でも利食っちゃえ!」みたいな怒涛の売り圧力があったように思う。

年末であることやファンドの決算あたりが要因なのか、海外投資家からの売り越しも続いている。

また、この状況は日本だけではないとのことで、アジア全土で海外投資家が売り越しているとのことだ。

中国が消費量で世界の半分以上を占めるという非鉄金属の相場が急落している。中国経済が最大の懸念と言うことか。

 

 

 

 

 

 

【写真は日本経済新聞の記事】

中国の需要がそれほどまで大きいとは驚くばかりだ。

それでも、そんな売り圧力も今週やっと終了したような印象をうけている。もっとも日経平均株価はそれほど下げていないのだが。

このカネ余り時代にあって、企業業績が好調にもかかわらず、市場はこの強気相場をまったく楽観視していない。

従って、市場心理から見るこの強気相場は極めて健全であると言えるのではないか。

なぜ日本株市場がこれほどまでに過熱しないのかが不思議でもある。

日本株市場のメージャープレイヤーである海外投資家にとっては、日本株とは成長株であってもアマゾンやグーグルなど世の中を一変するような企業と比較すれば、それほど評価できないのかも知れない。

気長に待つしかなさそうだ。

日本株市場は、中国経済をにらみつつ堅調に推移しそうだ。

 

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