「・・・・・・今でしょ!」
投資ファンドの決算や株主総会などによる特殊な需給要因で、その後の7月上旬は株価が調整することが多いのだという。
6月最後の営業日の昨日、米国の株安を受けて日本株も値を下げた。
多くの株主に対して配当金が支払われるこの時期に、まるで新たな買い場を与えてくれるかのように価格が調整したのだから、ありがたい状況だと素直に考えるべきなのだと思う。
日経平均株価は今年の5月あたりからレンジ内での値動きに留まっている。レンジと言ってもやや右肩上がりであり、下値、上値ともに切り上げて来ている。
また、レンジ内での変動幅も小さくなって来ている様子。
様々な要因によるレンジ内でのもみ合いで、価格上昇に対するマグマが蓄積され、なおかつ凝縮されている印象だ。
そして、ひとたびその噴火活動が始れば、比較的速いスピードでの価格上昇が想像できる。
もし今回の配当金で、株をさらに買い増しするタイミングを計るとすれば、やはり今がベストな行動ではないか。
今年の前半、過剰流動性はトルコ株を最も買い上げた。最も売られた原油にしても、過剰流動性による売り圧力だった可能性もある。
そして次の月曜日からは今年の後半戦。
過剰流動性が日本株に大量に流れ込むようなことがあってもよさそうなものだと思う。
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投稿日:2017年7月1日
カテゴリー:酒屋の株話
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