「酒屋の株話」業績 vs 外部要因

 

 

いわゆる成長株は保守的な業績予想で売られ、その次に起きた保護主義政策、地政学リスク、政局混乱・・・いわゆる外部要因では下げ渋った。

しかし日経平均ベースでは、為替の影響もありさらに売られた。

そして市場のセンチメントは盛り上がらないまま。

同じような状況がもう何年も続いているような気がする。また、日本株市場を割安のまま放置しているバイアスなのだろう。

もう一つの特徴として、人工知能で運用される短期取引やリスク・マネージメント・プログラムの市場への影響力が増しているようで、株価下落時のスピードが速い。

これも市場のセンチメントを冷やす一因だろう。

最先端の運用方法はトレンドフォロータイプが多いようだ。

 

 

 

 

 

 

経験則では保守的な業績予想を出してくる企業の株は決算発表直後に売られるが、その後は1年近くにわたって株価が上昇していく傾向があるのだそうだ。

日本株市場は今、かなり底堅い状況にあると感じる。

今後の外部要因(ノイズと呼べるのかも知れないが)の行方や、人工知能がどんな判断を下すかなど素人には予想もできない。また予想しても仕方がない。

株価は長期的に営業利益と同様の動きになると言われているが、今が上昇トレンドのなかでの下方への歪みとみれば、買う か 保有し続ける しかない。

 

 

 

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