「酒屋の株話」落ちてきたナイフ

 

 

おどろいたことに今週の日経平均株価は、先週末の終値から1000円以上も値下がりした。

「中国とアメリカの覇権争いで、なんで日本の株価が一番下がるんだ!?」と、今回もまた思う。

年度末であることの季節要因だろうか。それとも高いレバレッジが変動を大きくしているのか。

 

 

 

 

 

 

<写真は日本経済新聞の記事>

マクロからの売り圧力は続きそうだが、低PER、配当狙い、新年度の買い、好決算などでV字回復の動きがあっても良さそうなものだとも思う。

株を買い付ける時点で、長期的には株価が上昇するとしても、その過程で上がったり下がったりすることをある程度想定しているわけだが、それでも急な政策の転換で急落するのは、あまり気分が良いものではない。

それでも、相場とはそんなものかもしれない。やっぱり覚悟と忍耐が必要なのだ。

「暑さ寒さも彼岸まで」とは天候の移り変わりの意味の他に、「辛いこともいずれ時期が来れば去っていく」という、ことわざとしても使われるとのことだが、今の株式市場はそんな状況ではないかと思う。

「少子高齢化」や「労働力の減少」「訪日観光客の増加」「東南アジアでの生産年齢人口の増加」「コバルトやリチウムの需要増加」・・・・などなど、骨太と言えるトレンドはある。

営業利益の上昇トレンドが予想できて、過熱感のない株価なら、過度に弱気になる必要はないと思う。

 

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